ライブラリ 

レポートは、すべてシステムライブラリに含まれています。ライブラリとは、レポートライタテーブルで利用できる全データから得られた特性、キー数値、事前定義列の集まりです。

1 つのライブラリの中にあるレポート定義で使用できる特性、キー数値、および事前定義列は、そのライブラリに定義されたものに限られます。

レポート X がライブラリ ABC の中にある場合、レポート X で使用できる特性、キー数値、および事前定義列は、ライブラリ ABC に定義されているものに限られます。これは、レポート X だけでなく、ライブラリ ABC 中の他のすべてのレポートにも当てはまります。

ライブラリを使用すると、次の作業を行うことができます。

ライブラリを登録する場合、ライブラリに含める特性、キー数値、事前定義列を決めてください。そのためには、既存ライブラリをコピーするか、または GLT1 などのテーブルを指定した上で必要な特性、キー数値、事前定義列をテーブルから選択します。

ライブラリには、レポートの選択セットのデフォルト値を定義することもできます。これらのセットは、このライブラリに保存するレポートを定義する際に自動的に表示されます。

ライブラリ中のすべてのレポートがレポートデータの選択条件としてセット TD-LEDGER( 元帳の値 AB 含む ) を使用する場合は、セット TD-LEGDER を元帳特性の選択セットのデフォルト値として入力してください。このライブラリに保存するレポートを登録するたびに、セット TD-LEDGER がレポートの選択セットとして表示されます。

ライブラリに対するユーザ権限も定義することができます。たとえば、特定のライブラリ中のレポートにしかアクセスできないユーザグループを定義することができます。

この項では以下の事柄について説明します。

ライブラリの登録

レポートインタフェース用レポートの定義

ライブラリ定義の照会

ライブラリの変更

ライブラリの削除