他の SAP アプリケーションとの共有機能 

FI-SL システムは他の SAP アプリケーションと接続して機能するもので、多数の機能および処理テクニックをこれらのシステムと共有します。

FI-SL システムには、次の2つのタイプの元帳があります。

FI-SL と他のシステムで共有される機能は、さまざまな SAP アプリケーションで供給される標準元帳に反映されます。

標準元帳は、 SAP が設定し、供給している元帳で、個別のアプリケーション内で管理されます。

標準元帳は以下の SAP アプリケーションで供給されます。

個々のアプリケーションにどの FI-SL 機能が共有および統合されるかは、そのアプリケーションで決定されます。たとえば、標準元帳を使用するすべてのアプリケーションでは、 FI-SL と同じデータ収集機能が ( 元帳 / 組織単位および元帳 / 組織単位 / 処理タイプの割当を介して ) 共有されます。また、 FI-SL と連結会計 (FI-LC) でも同じ通貨換算機能が共有されます。

特別目的元帳は、ユーザ指定の次元に応じて、ユーザ独自のビジネスニーズを満たすように設計されたユーザ定義の元帳です。特別目的元帳は、 FI-SL システムで作成できる唯一のタイプの元帳です。

参照:

FI-SL マスタデータ特別目的元帳