契約梱包業者
契約梱包業者 (CP) は、商品が再梱包されるロケーションです。各 CP は、1 つのロケーションのみに割り当てられます。このロケーションは、配送先一覧 (BOD) に含まれ、各 CP のマスタロケーションになります。CP 自体は BOD には含まれません。

米国のサプライヤから商品が入庫します。サプライヤにこれらの商品を BOD のエントリロケーションであるブリュッセルに納入してもらう必要があります。ただし、商品はブリュッセルには直接届かず、アントワープの港に届きます。そこで、CP が商品をコンテナからパレットに再梱包します。したがって、アントワープが CP になり、ブリュッセルが CP アントワープのマスタロケーションになります。
CP の計画は、CP のマスタロケーションの場合と同じ
経済発注量
(EOQ) および同じ丸め規則を使用して実行されます。
SAP ERP Central Component (SAP ECC) に CP を MRP エリアとして登録します。このように登録された CP は、SAP Advanced Planning and Optimization (SAP APO) ではロケーションタイプ 1007 のロケーションになり、SAP APO のロケーションマスタデータでそれぞれの特性を定義することができます。
MRP エリアの詳細については、SAP ライブラリで SAP ERP → SAP ERP Central Component → 一般ロジスティクス (LO) →サービスパーツ管理 (LO-SPM) → 契約梱包業者 → マスタデータを参照してください。
有効 CP は、マスタロケーションに商品を供給する CP です。
エントリロケーションで有効 CP を定義するには、SAP ECC で分納契約明細または契約明細に CP を保管場所として指定します。
非エントリロケーションで CP を定義するには、SAP ECC に購買情報を登録します。これらの購買情報に対して、開始ロケーションから供給先ロケーションを経由してそのすべての CP に至るまでの製品固有輸送レーンが生成されます。SAP Easy Access 画面で、Advanced Planning and Optimization → サービスパーツ計画 (SPP) → 計画 → 物流所要量計画 (DRP) → 分納契約リリース → 外部調達関係の更新を選択します。選択した輸送レーンを含む CP が有効 CP になります。
購買情報の詳細については、SAP ライブラリで SAP ERP → SAP ERP Central Component → ロジスティクス → 在庫/購買管理 (MM) → 購買管理 (MM-PUR) →購買情報 (MM-PUR-VM) を参照してください。
代替 CP は、1 つのロケーションに所属していて、有効 CP と見なされなかったすべての CP です。

ロケーション (ブリュッセル) に CP (ロッテルダム) と有効 CP (アントワープ) が存在する場合、ロッテルダムが代替 CP となります。たとえば、アナリストは、米国のサプライヤが商品をアントワープではなくロッテルダムに納入するように定義することができます。理由としては、有効 CP の能力ボトルネックなどが考えられます。
他のロケーションに対する場合と同様に、CP に対しても
供給量割当を定義することができます。ただし、CP
からエントリロケーションへの供給量割当ではなく、サプライヤから CP
への供給量割当を定義します。

エントリロケーションに 2 つの CP を割り当ててあります。このエントリロケーションでは、CP1 から製品の 70% を受け取り、CP2 から製品の 30% を受け取るものとします。
この場合、CP1 に納入するサプライヤから CP1 に対して 70% の供給量割当を登録し、CP2 に納入するサプライヤから CP2 に対して 30% の供給量割当を登録します。

サプライヤからエントリロケーションへの供給量割当、またはサプライヤから CP への供給量割当のいずれかを登録することができ、両方への供給量割当を登録することはできません。
サービスパーツ計画 (SPP) 計画プロセスへの CP の統合の詳細については、SPP 計画プロセスへのCP の統合を参照してください。