SPP
計画プロセスへの契約梱包業者の統合
サービスパーツ計画 (SPP) では、計画プロセスに契約梱包業者(CP) を統合することができます。
在庫計画での
経済発注量 (EOQ)
と安全在庫 (SFT)
の組合せ計画の実行時に総 DRP
リードタイムを扱わない場合は、この計画でマスタロケーションまでの製品の調達リードタイムを計算するときに CP
が考慮されます。EOQ
と
SFT
の組合せ計画の実行時に総 DRP
リードタイムを扱うかどうかを指定するには、EOQ/SFT
計算のサービスプロファイルのカスタマイジングにある DRP
PLT
使用項目を使用します。
詳細については、Advanced Planning and Optimization の導入ガイド (IMG) でサプライチェーン計画 → サービスパーツ計画 (SPP) → 在庫計画 → 定義: 経済発注量/安全在庫計算のサービスプロファイルを参照してください。
● DRP では、他のロケーションプロダクトの場合と同様に、CP の製品に対しても DRP マトリクスが生成されます。マスタロケーション DRP マトリクスからこの DRP マトリクスにナビゲートするには、マスタロケーション DRP マトリクスの契約梱包業者項目でマスタロケーションの CP を選択します。
● マスタロケーションに 1 つまたは複数の有効 CP が割り当てられている場合、マスタロケーションの需要が有効 CP に集約されます。
マスタロケーションに計画関連の過剰が存在する場合、有効 CP でその過剰に対する代替オーダーが登録され、予測在庫が最小安全在庫まで削減されます。それ以外の場合、プッシュとして計画
供給分配計画区分が設定された下位ロケーションの計画時にマスタロケーションの過剰は考慮されません。これらの下位ロケーションの需要は有効 CP
に直接集約されるためです。また、マスタロケーションでは在庫日数への丸め処理も梱包サイズへの丸め処理も実行されません。詳細については、
DRP
丸め規則を参照してください。予測在庫および計画最小安全在庫の詳細については、DRP
マトリクスを参照してください。
● 代替 CP に過剰が存在する場合、この過剰に対する代替オーダーがマスタロケーションに対して登録されます。それ以外の場合、計画時にこの過剰は考慮されません。

アントワープが有効 CP で、ロッテルダムが代替 CP です。USA のサプライヤがエントリロケーションのブリュッセルにあるアントワープではなくロッテルダムに商品を出荷する場合、代替 CP のロッテルダムで過剰が発生します。この場合、ロッテルダムの過剰に対する代替オーダーがブリュッセルに対して登録されます。
CP からの供給分配計画として有効なのはプッシュ供給分配計画のみです。プル供給分配計画は有効ではありません。プッシュ供給分配計画およびプル供給分配計画の詳細については、供給分配計画モードを参照してください。
●
マスタロケーションにプッシュとして計画
供給分配計画区分が設定された下位ロケーションが存在する場合、CP
はプッシュ供給分配計画が設定された下位ロケーションに直接納入することができ、マスタロケーションは経由しません (つまり、影響を受ける下位ロケーションの上位ロケーションは経由しません)。

マスタロケーション (ブリュッセル) の下位ロケーションであるケルンにプッシュとして計画供給分配計画区分が設定されている場合、CP のアントワープは入荷商品を最初にブリュッセルに納入する必要はありません。代わりに、供給分配計画でケルンに対して計画されている割合の入荷商品をアントワープからケルンに直接送ることができます。
● マスタロケーションにプルとして計画区分が設定されている下位ロケーションが存在し、補充リードタイムの期間にこれらの下位ロケーションに現在需要が存在する場合、CP はプッシュ供給分配計画が設定されたロケーションに直接納入することができます。この場合、供給分配計画での需要の計算時に、SP から下位ロケーションまでのプッシュ調達リードタイムが使用されます。
● マスタロケーションにプルのみ供給分配計画区分が設定された下位ロケーションが存在する場合、CP はこれらの下位ロケーションに直接納入することはできません。CP からのプル供給分配計画は意図されていないため、これらの下位ロケーションは上位ロケーションからのみ商品を受け取ることができます。
詳細については、
供給分配計画および
契約梱包業者との間のプッシュ供給分配計画を参照してください。
プッシュ供給分配計画とプル供給分配計画のどちらの場合も、商品の配分先となる下位ロケーションが CP になることがあります。この場合、以下のように、CP マスタロケーションの DRP マトリクスから CP の DRP マトリクスまでデータが転送されます。
● データの転送時に、マスタロケーションから VDL までの調達リードタイムに対して逆日程計画が実行されます。
● CP の DRP マトリクスの以下のキー数値がマスタロケーションの DRP マトリクスのキー数値で上書きされます。
○ ロケーションの固有安全在庫
○ 上位安全在庫の比率
○ 安全在庫
○ 計画最小安全在庫レベル
○ 最小正味需要
● CP の DRP マトリクスの他のキー数値については、CP の DRP マトリクスの元のキー数値とマスタロケーションの DRP マトリクスのキー数値を合計したものです。

マスタロケーションの DRP マトリクスのキー数値 (上記) が CP の DRP マトリクスのキー数値に転送されると、CP の総需要が変わります (特に、マスタロケーションの安全在庫は CP の総需要では考慮されないため)。このようにして、CP への供給分配計画の実行時に、CP の時間関連最大保管数量を DRP マトリクスから直接差し引くことはできません。