R/3
システムでのマスタデータの更新
このプロセスでは、APO で PPM を使用して計画するために R/3 システムで更新する必要があるマスタデータについて説明します。
● R/3 システムで、繰返生産のカスタマイジングで繰返生産プロファイルを登録する必要があります。

繰返生産プロファイルは、APO での計画には影響しません。これは、繰返生産プロファイルでの設定が R/3 での繰返生産にのみ使用されるためです。
● APO でのみ計画される製品の MRP タイプを定義する必要があります。
これを実行するには、以下の手順に従ってください。
MRP のカスタマイジングで、マスタデータ → チェック: MRP タイプを選択します。次の画面で、新規エントリを選択し、新規 MRP タイプを定義します。MRP 方式項目に、区分 X (MRP なし/BOM 展開あり) を入力して、計画実行をオフにします。
● APO でのみ計画が行われる製品に対しても得意先所要量が登録されるようにするため、販売管理のカスタマイジングで以下の設定を変更する必要があります。
販売管理のカスタマイジングで、販売管理 → 販売伝票 → 納入日程行 → 納入日程カテゴリ割当を選択します。受注で使用する明細カテゴリに対して新規エントリを登録します。APO のみで計画する製品に対して登録した MRP タイプ、および納入日程カテゴリ CP (MRP) にこの明細カテゴリを割り当てます。
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1. 品目マスタレコードの MRP データを更新します。
APO で計画する製品 (最終製品および構成品目) に対して、適切な MRP タイプを入力します。最終製品に対して、繰返生産の区分を入力し、繰返生産プロファイルを入力します。
2. その製品を生産できる生産ラインを (作業区として) 登録します。参照: 生産ラインの作業区の登録
3. 製品を生産できるすべてのラインの作業手順 (レート作業手順または標準作業手順) を登録します。ライン (生産ラインのために登録した作業区) は、少なくとも 1 つの作業で使用される必要があります。
4. 製品の品目 BOM を登録します。
5. 品目マスタレコードで、製品に割り当てられるすべてのラインの製造バージョンを登録します。製造バージョンで、区分バージョンの繰返生産可能を設定し、生産ライン (そのラインのために登録した作業区) と適切な作業手順を入力します。標準作業手順を登録する場合は、詳細計画項目にこれを入力し、グループカウンタとタスクリストタイプ: 作業手順を入力します。レート作業手順を登録する場合は、レート基準計画項目にこれを入力し、グループカウンタとタスクリストタイプ: レート作業手順を入力します。

APO で内製の構成品目を計画する場合は、作業手順と BOM を入力したこの構成品目の製造バージョンも登録し、APO への転送時に、これらの構成品目に対して PPM が登録されるようにします。
6. 計画される品目の製造バージョンを参照する製品原価コレクタを登録する必要があります。
7. 必要に応じて、製品原価コレクタに定義されている製造バージョンの予定原価見積を実行します。このようにすると、繰返生産プロファイルで適切な設定を行ってあれば、バックフラッシュ時に予定原価見積に基づいて製品原価コレクタに活動を転記することができます。
APO コアインタフェースを使用して、マスタデータを APO に転送します。APO では、製造バージョンに基づいてプロダクションプロセスモデル (PPM) が登録されます。

繰返生産プロファイル、製品原価コレクタ、および原価計算データは、APO には転送されません。