UPDATE COLUMNS コマンドを使用して、テーブルの個別の列値を変更することができます。
デモデータベース DEMODB が必要です。
指定したテーブルがデータベースで利用可能である必要があります。データベース管理者 MONA としてローダを起動し、デモデータベース DEMODB にログオンします。セッションモードを使用します。
loadercli -d demodb -u mona,red
HOTEL スキーマの CUSTOMER テーブルのデータを変更します。
キーワードTABLE の後にテーブルと列の内容説明を指定することができます。ターゲット列の列定義は、キーワード SET の後に指定します。
キーワード DATA の後にエントリを入力し、設定する新しい列値を制御します。
テーブルの列値を更新することができます。
UPDATE COLUMNS TABLE
hotel.customer
cno 1
SET address 5
DATA INSTREAM
'customer_csv.data'
アプリケーションデータ(DATA) は、CSV 書式 (デフォルト値) で変更されます。
CNO 列は修飾列です。CUSTOMER テーブルでは、列値を更新するための行が選択され、これらは customer_csv.data に指定された CNO 値によって修飾されます。これらの各行の ADDRESS 値は、customer_csv.data に指定された ADDRESS 値によって置き換えられます。
UPDATE COLUMNS TABLE
hotel.customer
cno 1-5
SET address
76-116
DATA INSTREAM
'customer_fwv.data' FWV
アプリケーションデータ(DATA) は、FWV 書式で変更されます。
UPDATE COLUMNS TABLE
hotel.customer
cno 1-5
SET address 76-116
DATA INSTREAM 'customer_fwvbinary.data' FWV BIMARY
アプリケーションデータ(DATA) は、FWV BINARY 書式で変更されます。
参照:
ローダ、データストリーム、CSV、FWV、FWV BINARY
テーブル内の複数の列値を更新することができます。
UPDATE COLUMNS TABLE
hotel.customer
cno 1
SET
firstname 'Secret'
SET
address 5
DATA INSTREAM
'customer_csv.data'
CNO 列は修飾列です。CUSTOMER テーブルでは、列値を更新するための行が選択され、これらは customer_csv.data に指定された CNO 値によって修飾されます。これらの各行の FIRSTNAME 値は、値 Secret によって置き換えられます。これらの各行の ADDRESS 値は、customer_csv.data に指定された ADDRESS 値によって置き換えられます。
DATA データストリームから個別のデータレコードを選択し、指定したテーブル内のこれらのレコードのみを更新することができます。構文要素の順序に注意してください。IF 条件を最初に入力します。
UPDATE COLUMNS TABLE
hotel.customer
IF
POS 1 > '4000'
cno 1
SET address 5
DATA INSTREAM
'customer_csv.data'
CNO 列で値が4000 を超える行がCUSTOMER テーブルで更新されます。
HOTEL スキーマの HOTEL テーブルのデータを更新します。HOTEL テーブルには LONG 列 INFO があります。DATA 構文要素の後に LOB 構文要素を入力します。
UPDATE COLUMNS TABLE
hotel.hotel
hno 1
SET name 2
SET info 5
DATA INSTREAM 'hotel_csv.data'
LOB INSTREAM INFO
'hotel_info_csv.long'
HOTEL テーブルの NAME および INFO 列が更新されます。LONG 値は、データストリーム hotel_info_csv.long に保存されます。
参照:
構文オプションを組み合わせると、それに応じて複雑なコマンドになります。
UPDATE COLUMNS TABLE
hotel.customer
IF POS 1 > '4000'
cno 1
SET firstname 'Secret'
SET address 5
DATA INSTREAM FILE 'customer_csv.data' CSV
完全な構文の内容説明については、ローダ文書の UPDATE COLUMNS コマンドを参照してください。
参照:
エクスポート用のコマンド
インポート用のコマンド