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オブジェクトの文書化  出力 文書を SAP ライブラリストラクチャに組み込む

定義

MM 購買管理において、用語 メッセージ (出力)” は購買部門とその仕入先との通信において使用されます。出力は出力書式による伝票であり、その伝票に含まれている情報を各種媒体 (プリンタ、電子メール、EDIFAX など) によって仕入先に送信することができます(このタイプの出力を、ユーザの操作への応答として SAP システムで発行されるエラー、警告、情報などのメッセージと混同しないでください。これらに対する正しい用語はシステムメッセージです。)

例

購買発注または見積依頼の印刷を行います。

使用

見積依頼、購買発注、基本契約、分納契約、分納契約リリース、あるいは分納契約において発行された標準納入日程を登録するたびに、その購買伝票に対する出力が登録されます。この出力は、出力キューに入れられます。出力キューには、仕入先に未送信の出力がすべて含まれています。

レポート "購買伝票: 確認書と督促状" によって、確認書と督促状 (購買発注請書督促状を含む) の出力を登録します(確認書および督促状を参照)

 

以下のオプションは、出力キューからの出力 (印刷物、FAX、電子メール、EDI による出力など) に対して利用できます。

        即時出力
伝票が保存されると、直接キューから出力されます。

       後続出力
既定の間隔で出力キューを処理するバックグラウンドジョブ (RSNAST00) を計画するか、または購買メニューから出力を直接開始することもできます (<購買伝票 > 出力 印刷/送信を選択するか、プログラムRM06ENDR_ALVを使用します)。一般に、出力の実行にはバックグラウンドジョブを使用します。マニュアル出力機能を使用するのは、(緊急発注の場合など) 例外的な場合だけです。

また、出力時に購買伝票をイメージアーカイブすることもできます。 このトピックの詳細については、ベーシス文書の SAP ArchiveLink のセクション ストラクチャのリンク仕入先向け発注伝票の保存 (MM-PUR)を参照してください。

構成

出力に含まれる情報は、次のとおりです。

        送信媒体 (プリンタ、EDI、テレマティクサービス (FAX、テレックス、テレテックス) など)

        送信タイムスポット

出力キューから出力するタイミングを、以下の中から定義することができます。

 

送信タイムスポット

意味

1

プログラム RSNAST00 が次に実行されるときに出力します。

2

プログラム RSNAST00 が次に実行されるときに出力します。日付と時刻を入力することができます。

3

購買管理メニューで 出力 印刷/ 送信 を選択し、マニュアル出力します。

4

伝票保存時に即時出力します。

        出力が関連する購買伝票の番号

        処理状況 (未処理、正常終了、または異常終了)

        出力の送信先

        出力を登録したユーザ

参照:

電子メールによる出力

クロスアプリケーションコンポーネント - ストラクチャのリンクCA - 出力制御

 

 

 

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