分散基本契約 

ある特定の SAP システムでは、他の独立した SAP システムにも使用できる基本契約を登録できます ( つまり、基本契約を “ 分散 ” できます ) 。

セントラルシステム ( 基本契約が登録されるシステム ) とローカルシステム ( この基本契約を使用して調達が行われるシステム ) は、それぞれ 独立した SAP システムです。
したがって、同一のデータを各システムに保存しなくてはなりません。 すべてのシステムに継続的に変更を反映させ、また常に関係するシステムにおけるデータの修正を可能とするために、 ALE によりデータ交換を行います。

分散基本契約は、標準契約とは契約タイプが異なります。 分散基本契約を使用できるようにするには、セントラルシステムおよびローカルシステムに同一の購買組織と購買グループを設定しなければなりません。

前提条件の詳細は、 分散基本契約 の CA - ALE - ビジネスプロセスライブラリを参照してください。

分散固有データの設定については、クロスアプリケーションコンポーネントの CA - 　 ALE ビジネスプロセスライブラリにあるセクション 分散のモデリングを参照してください。

分散基本契約の使用

例 : 分散基本契約の使用