連結タスクの実行

データマネージャパッケージを使用して、SAP Business Planning and Consolidation のモデルおよびディメンション内のデータを管理することができます。

コンテキスト

データマネージャパッケージはプロセスチェーンとして実装され、これによって共通のデータ操作アクティビティが可能になります。SAP Business Planning and Consolidation に同梱されているパッケージは動的に設計されているため、各モデルやディメンションで機能するようにパッケージを修正する必要はありません。

以下の表には、標準パッケージと管理パッケージを除く、連結プロセスに使用できる財務パッケージが含まれています。

プロセスチェーンテンプレート

説明

技術名称

Planning and Consolidation デフォルト論理式

default.xls ファイルに格納されたデフォルトの式を実行します。

/CPMB/DEFAULT_FORMULAS

Planning and Consolidation 外国為替修正

外貨換算を実行することができます。このパッケージでは、FXTrans ロジックが実行されます。

/CPMB/FX_RESTATMENT

Planning and Consolidation 内部取引消去

内部取引消去を実行することができます。このパッケージでは、ICElim ロジックが実行されます。

/CPMB/IC_ELIMINATION

Planning and Consolidation: ICBooking

ICBooking ロジックを実行します。

/CPMB/ICBOOKING

Planning and Consolidation ICData

ICData ロジックを実行します。

/CPMB/ICDATA

Planning and Consolidation 制度連結

LegalConsolidation ロジックを実行します。

/CPMB/LEGAL_CONSOLIDATION

Planning and Consolidation 期首残高

OpeningBalances ロジックを実行します。

/CPMB/OPENING_BALANCES

Planning and Consolidation CalcAccount 実行

CalcAccount ロジックを実行します。

/CPMB/RUNCALCACCOUNT

Planning and Consolidation 仕訳帳テーブルのクリア

仕訳帳テーブルをクリアして出力ファイルを登録します。

/CPMB/CLEAR_JOURNALS

Planning and Consolidation 仕訳帳テーブルのエクスポート

仕訳帳テーブルを出力ファイルにエクスポートします。

/CPMB/EXPORT_JOURNAL

Planning and Consolidation 仕訳帳テーブルの復元

仕訳帳テーブルをファイルからロードすることができます。

/CPMB/RESTORE_JOURNALS

手順

  1. 連結モデルのデータマネージャパッケージを追加します。

    詳細については、SAP Help Portal で提供されている SAP BusinessObjects Analysis, Microsoft Office エディションのアプリケーションヘルプを参照してください。

  2. スクリプトロジックファイル (LGF) を登録します。

    ユーザは、スクリプトロジックを使用して、SAP Business Planning and Consolidation のメンバーおよびデータの計算を実行する式を定義することができます。

    以下の 2 つのタイプのロジックを登録することができます。

    • ディメンションメンバー式

    • スクリプトロジック

    それぞれのタイプに、メリットとデメリットがあります。ロジックはモデル固有であり、すべてのスクリプトロジックステートメントで大文字と小文字が区別されません。

    1. ナビゲーションパネルで管理に移動し、ルールセクションでロジックスクリプトを選択します。

    2. 連結のスクリプトを選択し、開くをクリックします。

    3. 新規をクリックします。

    4. SAP Business Planning and Consolidation でサポートされているスクリプトロジックを使用して、LGF ファイルを登録します。

      注記

      ロジックファイル名は、データパッケージで定義された文字列と同じである必要があります。

  3. ビジネスルールテーブルを更新します。

    SAP Business Planning and Consolidation では、共通の会計アクティビティをサポートするために必要な、金額の計算と転記を目的とする以下のような事前定義された機能が提供されています。

    • 外貨換算

    • ユニット間残高のマッチングと取引消去

    カスタマがこれらの機能を柔軟にカスタマイズして固有の要件を満たすことができるよう、テーブルベースロジックが使用されます。

    各事前定義済機能に対し、1 つまたは複数のビジネスルールテーブルがあります。ビジネスユーザは、これらのテーブルで以下のようなルールを設定することができます。

    • 転記される金額を計算するために、どの残高を読み込む必要があるか

    • 算出額に対し、どのような転記ルールを使用するか (すなわち、算出額がどの勘定およびデータソースに転記されるか)

    テーブルベースロジック (ビジネスルール) により、カスタマは、固有のビジネスニーズを満たすため、スクリプトやプログラミングを理解する必要なしに、提供された関数 (ロジック) を柔軟にカスタマイズすることができます。

    SAP Business Planning and Consolidation では、以下のビジネスルール (テーブルベースロジック) 機能が提供されています。

    外貨換算

    現地通貨データを希望するレポート通貨に換算します。

    勘定ベースの計算

    勘定ベースの計算のために必要とされる金額を計算および保存します。

    会社間転記

    内部取引をマッチングします。

    US 取引消去

    US 取引消去

    完全制度連結モデルが必要とされない、単純なシナリオにおける内部取引消去の転記への対応に焦点を絞っています。

    残高繰越

    新規会計周期の開始時に、期首残高を初期化します。

    取引消去および調整

    希望するエンティティグループに対するすべての連結仕訳を生成します (取引消去、調整、組替、少数計算など)。

    ビジネスルールを更新する手順は、以下のとおりです。

    1. ナビゲーションパネルで管理に移動し、ルールセクションでビジネスルールを選択します。

    2. 連結モデルを選択し、ツールバーでルールタイプの追加/削除をクリックします。

    3. ルールタイプの追加/削除ダイアログボックスで必要なルールタイプを選択し、OK をクリックします。

    4. テーブルグリッドで、連結モデルの下のビジネスルールタイプをクリックします。

      または、ビジネスルールの行を選択し、ツールバーで開くをクリックします。

    5. ビジネスルールエディタで新規をクリックして新規ルールを登録するか、既存のルールを選択し、ツールバーで編集をクリックして、ビジネス要件に基づいて既存のルールの内容を変更します。