残高繰越ルール

残高繰越では、前年度の最終期間の期末残高を今年度の期首残高として投入します。

機能

残高繰越ルールによって、以下のプロパティに基づいたカテゴリの期首残高を生成することができます。

  • フローディメンションの Flow_Type: このプロパティの値は、関連期首フローでは OPENING であり、関連期末フローでは CLOSING である必要があります。

  • カテゴリディメンションの Category_for_opeOpening_yearOpening_period

    残高繰越ルールを使用して、前年度からの最終期間の決算残高を現期間の期首残高に繰り越して、新規レポート期間を初期化することができます。また、指定年度からの決算残高 (Opening_year プロパティ) および期間 (Opening_period プロパティ) を、現期間にコピーすることもできます。指定年度および期間は、絶対値または相対値にすることができます。また、Category_for_ope プロパティを使用して、期末データを保存するカテゴリを指定することもできます。たとえば、予測カテゴリからのデータを使用して、予算カテゴリの期首データを登録することができます。

  • 監査ディメンションの DataSrc_TypeOpening_DatasrcCopyopening

    現在のところ、この手順は、DATASRC_TYPE プロパティで I および M としてフラグ設定されている監査ディメンションメンバーの期首残高のコピーに制限されます。この手順では、入力残高およびそれらに関連するマニュアル調整のみがコピーされます。連結処理によって自動的に生成された残高 (A としてフラグ設定された Audit メンバー) は、連結処理自体による連結プロセス中に考慮されます。

    Copyopening プロパティを使用して、残高繰越ルールを実行する必要があるメンバーを特定することができます。

    Opening_Datasrc プロパティを使用して、残高繰越ルールの実行時に特定のデータソースにデータを転記することができます。

  • 残高繰越ルール内では、項目 Account は宛先勘定を示します。プロパティ Same_period により、現期間に同じ期間残高をコピーすることができます。YTD プロパティにより、YTD の残高を現期間に合計することができます。

制度連結モデルでは、多くの場合、これらのフローは専用ディメンションのメンバーとして識別されます。ただし、より単純なモデルでは、これらを勘定ディメンションの追加勘定として保存することもできます。