持分比率ベース階層要件

このトピックでは、法定モデル、メインモデル、持分比率モデルの階層要件について説明します。

用途

持分比率ベース階層で使用する一般モデルを設定するには、エンティティ情報を格納し、データが格納されている関連持分比率タイプモデルにリンクしているメインモデルが必要です。持分比率モデルの登録については、連結を参照してください。

機能

法定モデルの要件

連結タイプモデルでは、持分比率ベース階層を、グループを表す階層の上位レベルの静的部分と組み合わせることができます。階層のこの部分は、法定レポートの生成や、連結に関する一連のグループの識別に使用できます。

グループ階層は、 PARENT_GROUP というディメンションプロパティによって制御されます。このプロパティにはデフォルト値がないため、プロパティ自体があればグループ階層は有効化されます。このプロパティには (PARENTHn 項目と同様に) 階層情報が代入されますが、グループディメンションにメンバーの真の OLAP 階層は生成されません。これは、連結に複雑な集約と取引消去が両方とも含まれているために、法定モデルではグループをロールアップできないためです。複雑な集約とは、連結方法および特定の連結比率にも基づいて実行される集約を意味します。

ベースレベルメンバー (エンティティディメンションのメンバー) と親レベルメンバー (グループディメンションのメンバー) の間には、隔たりがあります。場合によっては、グループディメンションの親は、実際にはエンティティが紐付けられたベースレベルメンバーになります。

これらのメンバーは各エンティティの各グループに対する貢献度を (エンティティ/グループ交点を使用して) 書き込む、ビジネスルールエンジンによって使用されます。上位レベルの各グループの連結はベースレベルエンティティから始まります。

グループには、(エンティティプロパティの定義に従って) 対応するエンティティが含まれる場合があります。このメンバーは、連結金額の集計金額の格納に使用されるためです。またこれらは、レポートの登録時にも使用されます。

メインモデルの要件

必須ディメンションタイプ: 勘定 (A)、カテゴリ (C)、時間 (T)、エンティティ (E)、グループ (G) 、レポート通貨 (R)

注記
また、持分比率計算機能を使用するため、持分比率モデルに会社間 (I) ディメンションを含めることもできます。

持分比率モデルの要件

メインモデルは、サポートされる持分比率タイプモデルにリンクする必要があります。他のディメンションタイプはサポートされないため、以下のディメンションタイプを含める必要があります。

ディメンションタイプ

説明

勘定 (A)

勘定タイプディメンションには、エンティティディメンションとグループディメンションの有効な交点にゼロ以外の値がある勘定 (デフォルト名は PGROUP) が必要です。持分比率モデルの Org_AccountOwn モデルパラメータに、このメンバーの名称を入力する必要があります。これは、SAP Business Planning and Consolidation, Microsoft プラットフォームのバージョンを参照します。

指定されたカテゴリや時間のエンティティ/グループ交点に関する追加情報の格納に使用することができる、その他の勘定が含まれる場合もあります。持分比率マネージャで表示される勘定のセットは、ORG_ACCOUNTOWN モデルパラメータで制御されます。

注記
POWN、POWNG、PCON、方法、および PGROUP を含むすべての必須メンバーは、シェルで提供される O_Account ディメンションで一覧表示されます。
警告
持分比率モデルにおける勘定ディメンションメンバーの名称を変更すると、持分比率計算の実行時にエラーが発生する可能性があります。

カテゴリ (C)

メインモデルで使用されるカテゴリディメンションと同じである必要があります。

時間 (T)

メインモデルで使用される時間ディメンションと同じである必要があります。

エンティティ (E)

メインモデルで使用されるエンティティディメンションと同じである必要があります。

グループ (G)

グループとして参照する場合、持分比率ベース階層で使用される親メンバーを定義します。このディメンションには Entity という名称のプロパティが必要です。プロパティ値によって、グループディメンションメンバーと、それに対応するエンティティディメンションメンバーの間のリンクが定義されます。これらのメンバーが、持分比率ベース階層で使用される親になります。例: グループメンバー ID G_E1 にはエンティティプロパティ値 E1 があります。その ID はエンティティディメンションメンバー E1 に対応しています。STORE_ENTITY というプロパティ (Y がはい、N または空白がいいえ) は、ENTITY プロパティと連携します。このプロパティは、連結金額を ENTITY プロパティで定義された ENTITY に集約するためのトリガ区分として動作します。

CURRENCY_TYPE プロパティにより、グループメンバーが連結範囲 ((CURRENCY_TYPE=G) か、またはそのディメンションのデフォルトメンバー (CURRENCY_TYPE=N) かが指定されます。

会社間 (I)

メインモデルで使用される会社間ディメンションと同じである必要があります。