
SAP
クエリを使用して HR データをレポートすることができます。クエリは クエリの登録で説明している方法で更新します。 HR のために登録されたクエリの特殊機能については、 人事管理アプリケーションのクエリの更新で説明しています。 HR データ項目はすでにインフォタイプにまとめられているため、 HR 機能分野の更新手順は説明されている手順とは異なります。SAP
クエリの機能分野管理は、アドホッククエリにも使用されます。追加情報が必要な場合は、 人事管理のアドホッククエリを参照してください。HR
の機能分野を登録する場合は、論理データベース PNP 、 PAP および PCH を使用することができます ( HR 論理データベースを参照してください ) 。機能分野を登録する際に使用するデータベースは、レポートするデータがどのコンポーネントに保存されているかによって異なります。以下のシナリオが可能です。
シナリオ
1HR
マスタデータ、勤怠管理データおよび給与計算データのみ、あるいはそのうちのいずれかのみをカバーする機能分野を登録するとします。この場合には、論理データベース PNP を使用します。シナリオ
2組織管理データ、人材開発データおよびセミナー管理データ
( インフォタイプ 1000 から 1999) のみ、あるいはそのうちのいずれかのみをカバーする機能分野を登録するとします。この場合には、論理データベース PCH を使用します。シナリオ
3人材管理データおよび人事計画データについてレポートすることのできる機能分野を登録するとします。論理データベース
PCH はデータベース PNP を参照することができるため、この場合には論理データベース PCH を使用します。オブジェクトタイプを選択しない場合、 SAP クエリを用いたレポートには、論理データベース PCH にもとづく機能分野のみを使用することができます。この機能分野はアドホッククエリを用いたレポートには使用することができません。シナリオ
4人材管理データについてレポートすることができ、また、従業員の持つ資格
/ 能力など人事計画の従業員関連データを出力することのできる機能分野を登録するとします。この場合には、論理データベース PNP に加えて人事計画のインフォタイプを機能分野に使用します。シナリオ
3 とは異なり、この機能分野はアドホッククエリでも使用することができます。論理データベース PCH から発生した従業員関連データは、出力項目としてのみ使用することができます。このデータを選択項目として使用することはできません。シナリオ
5アドホッククエリを使用して人事計画のデータについてレポートすることのできる機能分野を登録するとします。この場合には論理データベース
PCH を使用し、またオブジェクトタイプを決定します。シナリオ
3 と異なり、この機能分野にはアドホッククエリで選択されたオブジェクトタイプを設定します。この機能分野には、そのオブジェクトタイプにデータを保存するのに使用されるインフォタイプのみ含めることができます。この機能分野は、論理データベース
PCH にもとづく他の機能分野と同様に、 SAP クエリに使用することができます。ただし、この機能分野のインフォタイプは、他のオブジェクトタイプのデータについてレポートするにには不適切な場合があります。シナリオ
6採用管理のデータについてのみレポートすることのできる機能分野を登録するとします。この場合には、論理データベース
PAP を使用します。
HR
論理データベースをもとにして登録する機能分野はすべて、 SAP クエリを使用したレポートに適しています。アドホッククエリには以下の制限があります。使用される LDB |
利用可能なインフォタイプ |
SAP クエリでの使用 |
Ad Hoc クエリでの使用 |
PNP |
人材管理および勤怠管理のインフォタイプ ( シナリオ 1 参照 ) |
可能 |
可能 |
PCH オブジェクトタイプの定義なし |
全 ( シナリオ 2 および 3 参照 )
|
可能 |
不可 |
PNP |
人材管理および勤怠管理のインフォタイプ、および従業員関連のデータを保存するのに使用される人事計画のインフォタイプ ( シナリオ 4 参照 ) |
可能 |
可能 ( 人事計画データは出力項目としてのみ ) |
PCH オブジェクトタイプの定義あり |
選択したオブジェクトタイプのインフォタイプ ( シナリオ 5 参照 ) |
可能 |
可能
|
PAP |
採用管理のインフォタイプ |
可能 |
可能 |
機能分野の登録
HR
のデータ項目はすでにインフォタイプにまとめられているため、 HR 機能分野の更新手順はこのセクションでこれまでに説明した手順とは異なります。 HR アプリケーションに対する機能分野の登録は、以下の手順で行います。
カスタマインフォタイプは、全
HR 論理データベースで登録可能です。したがって、登録ごとに、選択するデータベースを決めてカスタマインフォタイプをレポートできるようにする必要があります。HR
コンポーネントの機能分野は常に、論理データベースを使用して登録します。このため、 論理データベース領域のない機能分野はこの場合意味がありません。この画面では、
権限グループを入力することができます。入力後は、この機能分野を使用して登録されるクエリはすべて、この権限グループを持つ従業員によってのみ実行可能になります。HR
クエリ : 機能分野ジェネレータ画面が表示されます。HR
クエリ : 機能分野ジェネレータ画面に戻ります。機能分野 < 機能分野名 > 変更画面が表示されます。機能グループを登録して HR 以外の機能分野に必要な項目を割り当てるオプションがあります。ただし、インフォタイプに対応し、すでに項目を含む機能グループは、常に HR 機能分野に登録されます。概要ツリーに機能グループが表示されます。
機能分野に含めたインフォタイプも、概要ツリーの機能グループの下に表示されます。どの機能グループでどのインフォタイプ項目を有効
(
および機能グループの指定
)
にするか、または無効
(
)
にするかを決定することができます。

デフォルトで、以下の機能グループが自動的に提案されます。
標準システムでは、インフォタイプ指定項目および追加項目の大多数は、各機能グループで有効です。機能分野での作業をできるだけ簡単にするために、各機能グループで使用する項目を、実際に必要な項目のみに限定することをお奨めします。
インフォタイプの ( キー項目を除く ) 項目は、関連する機能グループにのみ割り当てる必要があります。この割当が適切であることを確認してください。割当が不適切な場合、機能分野が使用不可能になることがあります。
論理データベース PNP および PAP のキー項目を選択する際、履歴管理区分 1 を持つインフォタイプ ( インフォタイプ 0000 または 0001 など ) の従業員番号をキー項目として定義することをお勧めしますこれらのインフォタイプは一度従業員が登録されると必ず定義されることになります。同様に、論理データベース PCH にはインフォタイプ 1000 の ID 、 PLVAR および OTYPE 項目を使用する必要があります。

機能グループ登録の画面では、インフォタイプをさらに追加することによって機能分野を高めることができます。これを行うには、編集
→ インフォタイプの追加を選択します。その後機能分野を再度生成することを忘れないでください。この画面ではまた、たとえばシステムに新規追加項目または特定のキー値のテキストが含まれる場合などに、機能分野を更新することができます。これを行うには、機能分野 → 追加 HR 項目の更新を選択します。
項目名
/ ヘッダの変更HR
機能分野の登録によって、インフォタイプ項目、およびキー値のテキストを特定の項目で出力することのできる一連の追加項目、たとえば項目 P0002_NATIO1 の追加項目 SYHR_T_P0002_Natio1 が生成されます。この追加項目によって、各国キーの国名、たとえば GB なら Great Britain を出力することができます。 SAP クエリではまた、これらの追加項目を選択項目として使用することができます。項目テキストとヘッダはその後コラムヘッダとしてレポートに表示されるものですが、これらはデータディクショナリから参照するので、同一になることがあります
( オブジェクトタイプ、名前など ) 。機能分野を登録してすぐに、これらの項目に意味のある項目名 / ヘッダを割り当てることをお奨めします。テキスト / ヘッダを変更する場合は、項目名をダブルクリックして変更ダイアログにアクセスし、テキスト / ヘッダを変更してエントリを保存します。