SAP クエリ権限 

エンドユーザ、システム管理者、および翻訳者はすべて、 SAP クエリを使用するための適切な権限を持っていなければなりません。たとえば、エンドユーザが機能分野の更新のための権限を持っていても何の意味もありません。

また、クエリを更新したり、実行したりすることができるエンドユーザと既存のクエリを実行することしかできないエンドユーザがいるというように、ユーザグループ内で権限を設定することが望ましい場合があります。

SAP クエリでは、次の 2 つの方法で個人に権限を割り当てることができます。

コンポーネントクエリの更新を使用するには、少なくとも 1 つのユーザグループに属していなければなりません。すべての他のユーザグループでは、ユーザ名が明示的にユーザグループに割り当てられてはじめて更新を実行することができます。つまり、アクセスすることができるのは特定の機能分野 ( 論理データベース ) のみです。

権限オブジェクト S_QUERY を使用して権限を割り当てることもできます。

権限オブジェクト S_QUERY には、項目 ACTVT が含まれています。この項目により、 変更 ( 02) 更新 ( 23) 、および 翻訳 ( 67) の値が設定されます。この権限オブジェクトに権限を割り当てることができます。

このオブジェクトの権限は、常に両方の作業領域を参照します。ユーザにクエリを変更する権限がある場合、そのユーザは自分が登録されている標準領域とグローバル領域内にあるすべてのユーザグループでまずクエリを登録し、変更することができます。

アクション ;

権限 :

クエリの更新

コンポーネントクエリ更新で新規クエリを登録したり、既存のクエリを変更したりするためには、ユーザの権限オブジェクト S_QUERY の権限値が 変更 ( 02) でなければなりません。この権限は、該当するユーザグループに関しても取り消しされていないことが確認されなければなりません。

ただし、さらにオブジェクトを変更する権限を個々のユーザグループに明示的に制限することができます ( ユーザおよび機能分野の割当参照してください )

クエリの実行

クエリが実行されるときに特定のテーブルにアクセスする場合、ユーザの権限オブジェクト S_TABU_DIS に照会権限が割り当てられている必要があります。項目 DICBERCLS には、テーブルの権限グループが含まれている必要があります。

この権限オブジェクトによって、すべてのテーブルへの無許可のアクセスが防止されます。論理データベースの一部であるテーブルにアクセスする場合は、論理データベースを使用してデータアクセスの権限を設定することができます。追加情報については、 論理データベースを参照してください。

この権限は、データブラウザ ( トランザクション SE16) または第一テーブル更新画面 ( トランザクション SM31) を使用してテーブルを照会するときに必要な権限と同じものです。

機能分野の更新

コンポーネント機能分野の更新にアクセスすることができるのは、権限オブジェクト S_QUERY の権限値が 更新 ( 23) のユーザだけです。

機能分野を更新する権限は、 ABAP コードを機能分野に保存する場合、権限オブジェクト S_DEVELOP について項目 OBJTYPE の値が 'PROG' 、項目 OBJNAME の値が 'AQ*' で、更新権限があるときのみ保存することができるように制限されます。

これは名称が 'AQ' で始まるプログラムの登録や変更を行うために ABAP エディタを使用する場合に必要な権限と同じです。

この権限がない場合、ユーザは、項目の選択、追加テーブルの接続、およびパラメータと選択基準の定義しか実行することができません。

ユーザグループの更新

コンポーネントユーザグループの更新にアクセスすることができるのは、権限オブジェクト S_QUERY の権限値が 更新 ( 23) のユーザだけです。

言語比較

コンポーネント言語比較にアクセスすることができるのは、権限オブジェクト S_QUERY の権限値が 翻訳 ( 67) のユーザだけです。

権限オブジェクト S_QUERY に対して 変更更新の両方の権限値を持つユーザは、それぞれのユーザグループに明示的に登録されていなくても、すべてのユーザグループの全クエリにアクセスすることができます。

権限オブジェクト S_QUERY の権限のデフォルト値は、以下のとおりです。

これらの権限は、 SAP により提供されているベーシスプロファイルにあります。