はじめに
ユーザインタフェースとは何か
ユーザインタフェースには、ユーザがコンピュータシステムとデータを交換できるようにするための機能、技術特性、その他の要素が必要となります。ユーザインタフェースの重要な特徴としてあげられるのは、画面上に情報をどのように配置するか、ユーザがキーボードやマウスを使ってどのようにアプリケーションと対話するか、などです。
SAP R/3 システムのユーザインタフェース( SAP GUI = SAP Graphical User Interface )は、グラフィカルユーザインタフェースの原理を基本として、オブジェクト指向方式に従います。 オブジェクト指向のユーザインタフェース、設計者が、特定の特性をもつオブジェクトと呼ばれる要素を持つ統合作業環境を開発することができます。ユーザは、これらのオブジェクトを用いることで、さまざまな機能を実行することができます。オブジェクトは、ユーザインタフェースのうちユーザの目に触れる部分です。特定のタスクを成し遂げるために、ユーザは他のオブジェクトとは無関係に、オブジェクトについて作業を行うことができます。 SAP システムにおける代表的なオブジェクトの例が文書です。代表的なアクションとして、文書の登録、照会、編集などがあげられます。スタイルガイド
オブジェクト指向手法に基づいてグラフィカルユーザインタフェース設計する場合、特定ののインタフェースエレメントと特定の挙動によってインタフェースの性格が決まります。さまざまなメーカーや委員会のスタイルガイドで規定されているガイドラインは、広範囲に使用してもらいたいという希望から、一般的な性格を持つものになっています。また、これらのガイドラインは数多くのさまざまなアプリケーションをカバーしようとしています。
SAP
スタイルガイド高度に標準化されたユーザインタフェースを達成するために、
SAP エルゴノミクスグループは、 SAP の統合 R/3 ビジネスアプリケーションの要件を満たすために、これらの一般的なガイドラインを適用し、かつ補足しました。この調整作業によって、 SAP スタイルガイドで規定する、 R/3 ユーザインタフェースのための、会社固有の規格が生まれました。このスタイルガイドの目的は、 SAP GUI の概要と情報を、 SAP ソフトウエア開発者に提供することです。SAP
システムプレゼンテーションSAPGUI
は、 R/3 ユーザインタフェースを表示する役目を担っている、特定のコンピュータ上のフロントエンドで動作します。 R/3 システムは、現在のところ、下記のプラットフォームをサポートしています。 MS Windows 、 OSF/Motif 、 Presentation Manager (OS/2) および Apple Macintosh 。使用するプラットフォームによっては、設計ガイドラインでカバーされていない部分について、わずかに表示が違うこともありえます。このような差異がガイドラインに影響を与える場合には、個別に明記します。MS Windows
が幅広く使われているので、本プロジェクトでは、 R/3 の画面ダンプとして MS Windows 環境のものを掲載してあります。