再利用モードの決定
計画実行時に調達計画ヒューリスティックで使用される再利用モードを決定するために、以下の再利用モードが評価されます。
● 計画ファイルの再利用モード
● 調達計画ヒューリスティックの設定の再利用モード
● MRP ヒューリスティックの設定の再利用モード
これは、MRP ヒューリスティックにより調達計画ヒューリスティックが呼び出される場合に関連します。
再利用モードは、調達計画ヒューリスティックまたは MRP ヒューリスティックを使用して計画実行を開始するときに決定されます。
2 つ以上の再利用モードから 1 つの再利用モードを決定する場合、以下の対称マトリクスに基づいて行われます。マトリクスでは、2 つの再利用モードの可能な組合せそれぞれについて、1 つの結果となる再利用モードが示されています。
|
- |
1 |
2 |
3 |
4 |
- |
- |
1 |
2 |
3 |
4 |
1 |
1 |
1 |
2 |
3 |
4 |
2 |
2 |
2 |
2 |
4 |
4 |
3 |
3 |
3 |
4 |
3 |
4 |
4 |
4 |
4 |
4 |
4 |
4 |
このマトリクスでは、再利用モードが以下のように数字 1 から 4 で表されています。
1 適切な入庫の使用
2 未確定入庫の削除
3 計画の再展開
4 未確定入庫の削除、確定入庫の再展開
マイナス符号 ( - ) は、再利用モードが存在しないことを意味します。これは、計画ファイルエントリがない製品の場合に関連します。この場合、計画ファイルには再利用モードが入力されません。

対話式計画で、製品に対して製品ヒューリスティックを呼び出します。計画ファイルの再利用モードは2 であり、製品ヒューリスティック設定の再利用モードは3 です。この結果、マトリクスで決定される再利用モードは 4 です。
3 つ以上の再利用モードを考慮する必要がある場合にもマトリクスが使用されます。この場合、マトリクスから導出される再利用モードが連続的に決定されます。つまり、マトリクスを使用して、2 つの再利用モードから 1 つの再利用モードが決定されます。次に、マトリクスを使用して、この再利用モードと 3 つ目の再利用モードから 1 つの再利用モードを導出する、というように決定されます。以下の計算式は、再利用モード (RMode) の算出方法を示しています。
RMode = ...[[[RMode 1 o RMode 2] o RMode 3] o RMode 4] o ...
o 符号は、マトリクスを使用して 2 つの再利用モードから 1 つの再利用モードを決定することを表します。
この方法は、以下のような場合に関連します。
● 調達計画ヒューリスティックを使用して複数の製品を計画する場合
複数の製品に対して調達計画ヒューリスティックを呼び出す場合、最初にマトリクスを使用して、計画ファイルの製品に対して使用できるさまざまな再利用モードから、1 つの再利用モードが決定されます。製品を計画するには、この再利用モードとヒューリスティック設定の再利用モードから以下のように決定される再利用モードが使用されます。
RMode =
[計画ファイルからの RMode] o ヒューリスティック設定の RMode]
● MRP ヒューリスティックを使用して製品を計画する場合
この場合、再利用モードは以下のように決定されます。
RMode =
[MRP ヒューリスティックの RMode] o 調達計画ヒューリスティックの RMode]
o 計画ファイルの RMode
MRP ヒューリスティックを使用して複数の製品を計画する場合は、パッケージを考慮する必要があります。
SAP ノート 557731