販売およびオーダー予測: コンセンサス策定の設定
標準では、販売予測またはオーダー予測に対して、コンセンサス策定のカスタマイジング設定は不要です。コンセンサス策定では、デフォルト設定を使用します。
販売予測コラボレーションでは、以下のデフォルト設定を使用します。
● たとえば、確定需要と確定入庫の差異に対する許容範囲値
販売予測コラボレーションでは、CD_QTY_DIFF0 コンセンサスルールを使用します。このルールでは、得意先数量とサプライヤ数量の間の差異を計算します。2 者のビジネスパートナのいずれかが数量を提案しない場合は、このコンセンサスルールでは、コンセンサス策定の結果をゼロに設定します。販売予測コラボレーションでは、差異の許容範囲値に CD_QTY_DIFF0 コンセンサス数量プロファイルを使用します。このプロファイルの許容範囲値は、デフォルトではゼロに設定されています。
● コンセンサスベースライン販売予測の計算
販売予測コラボレーションでは、CD_QTY_AVG コンセンサスルールおよび対応するコンセンサス数量プロファイル CD_QTY_AVG を使用します。CD_QTY_AVG コンセンサスルールでは、コンセンサスベースライン需要予測を、得意先およびサプライヤの販売予測の平均として計算します。
販売予測コラボレーションでは、CD_QTY_DIFF コンセンサスルールを使用します。このルールでは、得意先数量とサプライヤ数量の間の差異を計算します。販売予測コラボレーションでは、差異の許容範囲値に CD_QTY_DIFF コンセンサス数量プロファイルを使用します。
デフォルト設定は、独自の設定で上書きできます。これを行うには、需給連鎖コラボレーションのカスタマイジングの基本設定 → コンセンサス策定で独自の設定を定義します。具体的には、以下の設定をここで行うことができます。
● たとえば、確定需要と確定入庫の差異に対する許容範囲値
これを行うには、需給連鎖コラボレーションのカスタマイジングで基本設定 → コンセンサス策定 → コンセンサスプロファイルを選択し、IMG アクティビティ、更新: コンセンサス数量プロファイルを使用します。過剰納入許容範囲の項目には、差異に対する正の数量許容範囲を指定します。不足納入許容範囲の項目には、差異に対する負の数量許容範囲を指定します。
次のことに注意してください。
○ データタイプに R を選択すると、コンセンサス策定では、数量許容範囲を得意先数量とサプライヤ数量との差として計算します。この場合、サプライヤ数量が得意先数量から差し引かれます。
○ データタイプに C を選択すると、コンセンサス策定では、数量許容範囲をサプライヤ数量と得意先数量との差として計算します。この場合、得意先数量がサプライヤ数量から差し引かれます。
ここで設定するデータタイプに対応する不足納入および過剰納入許容範囲を更新する必要があります。
● コンセンサスベースライン販売予測の計算
需給連鎖コラボレーションのカスタマイジングで、基本設定 → コンセンサス策定を選択し、IMG アクティビティ、更新: コンセンサスルールを使用します。
標準設定では、販売およびオーダー予測に条件テクニックは使用されません。独自のコンセンサスルールを定義して、デフォルト設定を上書きする場合にのみ、販売およびオーダー予測に条件テクニックを使用します。これらのルールは、以下のパラメータに基づいて定義することもできます。
● 得意先
● サプライヤ
● 製品
● 出荷先ロケーション
● オーダー伝票タイプ
● 計算タイプ
次に、コンセンサス策定では条件テクニックを使用して、たとえば得意先および製品に対する適切なコンセンサスルールを定義します。他の得意先および製品の条件レコードを定義していない場合、コンセンサス策定では、他のすべての得意先および製品に対しては、販売およびオーダー予測にデフォルト設定が使用されます。
上記のパラメータにコンセンサスルールを割り当てるには、条件レコードを登録する必要があります。SAP Easy Access 画面で、需給連鎖コラボレーション → 基本設定 → コンセンサス策定 → 条件レコード → コンセンサス策定の条件レコード更新を選択します。
販売予測には、以下の設定を使用します。
● 条件タイプ: 2000
● オーダー伝票タイプ: SFC (受注予測)
● 計算タイプ:
○ PSFD (プロモーション販売予測差異)
○ BSFD (ベースライン販売予測差異)
○ CSFC (コンセンサスベースライン販売予測 - 計算済)
オーダー予測には、以下の設定を使用します。
● 条件タイプ: 2000
● オーダー伝票タイプ: OFC (オーダー予測)
● 計算タイプ:
○ OFF (オーダー予測確定差異)
この計算タイプは、確定需要と確定入庫の間の差異を決定する場合に使用します。
○ OFP (オーダー予測計画差異)
この計算タイプは、計画需要と計画入庫の間の差異を決定する場合に使用します。