数量相殺
数量相殺機能を使用すると、アプリケーションとは関係なく一貫して数量を相殺することができます。
出荷処理では数量相殺を使用して、たとえば、伝票の未処理数量を計算したり、伝票実行をチェックするための関連数量 (要求数量および削減数量) を計算したりします。これにより、特定の日付に合意数量を実際に出荷したかどうかをチェックすることができます。
数量相殺は、ロジスティクス内のアプリケーション間サービスです。
数量相殺は、伝票の明細レベルおよび納入日程行レベルで実行されます。現時点では、納入日程行レベルは出荷処理の伝票でサポートされていません。
数量相殺は、以下の機能で構成されています。
● 数量タイプ
● 数量計算
● 数量相殺
● 数量ロール
● 数量相殺プロファイル
数量タイプは、数量相殺に関するさまざまな数量の分類です。
数量タイプには、以下が含まれます。
● 要求数量
● 削減数量
● 未処理数量
数量計算では、数量相殺の関連データを計算する数学関数 (数量計算ルール) が決定されます。伝票の削減数量の決定方法、この数量の計算に使用するアルゴリズムなどを定義します。数量計算アルゴリズムの関連データは、伝票フローまたは異なるソース (サービスなど) から取得されます。
数量計算アルゴリズムの伝票フローを使用する場合は、出荷処理のカスタマイジングで、どのリンクが関連するかを定義する必要があります。

荷役単位管理 (HUM) のデータは、梱包済数量に使用されます。
数量相殺では、さまざまな数量の計算に使用する関数 (数量相殺ルール) が決定されます。
関数の使用方法に応じて、数量計算あり、またはなしで数量相殺にアクセスすることができます。
数量ロールは、数量計算または数量相殺ルールを特定のアプリケーションまたはプロセスについてグループ化する場合に使用します。これにより、アプリケーションやプロセスに応じて数量計算または数量相殺ルールを定義することができます。
複数の数量タイプに対して 1 つの数量ロールを指定することができます。
数量相殺が自動的に実行されるようにする場合は、数量相殺に含まれる数量相殺プロファイルを使用します。このプロファイルには、数量相殺による数量の自動計算で使用される数量計算および数量相殺ルールが含まれます。数量相殺プロファイルは、伝票の伝票タイプおよび明細タイプとリンクされます。
SAP は、出荷処理の標準プロセス用に事前定義済数量相殺プロファイルタイプを提供しています。
詳細については、出荷処理のカスタマイジングを参照してください。
出荷処理のカスタマイジングでは、以下の活動を実行することができます。
● 数量タイプの定義
● 数量ロールの定義
● 数量相殺プロファイルの定義
● 数量計算ルールの定義
● 数量相殺ルールの定義