項目管理
出荷処理の伝票には、多数の項目が含まれています。項目管理の設定により、出荷処理全般にわたってどの項目を表示し、どの項目が変更可能かが決まります。
項目管理では、伝票のヘッダレベルおよび明細レベルでの項目がサポートされます。
項目管理はステータス管理に依存します。出荷処理中、伝票タイプおよび明細タイプのステータスにより表示可能および変更可能な項目が制御されます。
出荷処理では、以下のイベント時に項目管理にアクセスします。
● 伝票または伝票明細を登録するとき
● 照会モードと変更モードとを切り替えるとき
● 伝票のデータを変更した後
システム内では、伝票の個別の項目は構造のコンポーネントとして表されます。構造内の各コンポーネントは論理項目名で一意に識別されるため、直接アドレスすることができます。
項目管理の項目属性では、論理項目名ごとに、どのステータスに対して項目が表示され、変更可能であるかが定義されます。
項目管理の項目属性
項目属性 |
意味 |
ステータスタイプ |
出荷伝票の処理の部分ビューまたは部分プロセスを示します (入庫ステータス、荷渡ステータス、在庫受入ステータスなど)。 |
ステータス値 |
ステータスタイプに関して、出荷伝票ステータスが定義されます (Yes/No、開始前/処理中/完了など)。 |
表示項目 |
この区分が設定されている場合、項目は割当済のステータス (ステータスタイプおよびステータス値) に応じて変更不可能な項目として表示されます。 |
非表示 |
この区分が設定されている場合、項目は割当済のステータス (ステータスタイプおよびステータス値) に応じて表示されません。 |
1 つの項目に複数のステータスを割り当てることができます。1 つの項目に数種類のステータスを設定し、それぞれに異なる設定値を設定することができます。項目管理にアクセスすると、項目属性のテーブルが順次読み取られます。ここで、テーブルのステータス情報が伝票の現在のステータス情報と比較されます。この情報が一致するたびに、対応する属性が項目属性 (表示項目または非表示項目) から項目に割り当てられます。一致しない場合、項目は変更可能のままであり、非表示になりません。
項目管理のシステムプロファイルには、特定の伝票タイプまたは明細タイプに使用可能な項目およびその項目属性が記載されています。システムプロファイルを使用して、項目管理に新しい論理項目名を含めることができます。伝票タイプまたは明細タイプへの割当は、フィールド管理プロファイルを介して行われます。
システムプロファイルに保存されている項目属性は、割当済のすべてのフィールド管理プロファイルに有効です。このような項目属性は、システムプロファイルでも割当済のフィールド管理プロファイルでも変更することができません。
注記
不完全プロファイルも、項目管理のシステムプロファイルに依存します。不完全プロファイルは、すべての使用可能項目が含まれる一覧を使用します。
フィールド管理プロファイルには、特定の伝票タイプまたは明細タイプに使用可能な項目およびその項目属性がすべて含まれています。各フィールド管理プロファイルは、システムプロファイルに割り当てられています。項目管理にアクセスすると、伝票タイプおよび明細タイプを介して割当済のフィールド管理プロファイルが決定されます。
SAP は、出荷処理での標準プロセス向けに、事前定義済の論理項目名、システムプロファイル、およびフィールド管理プロファイルを提供しています。SAP が提供するシステムプロファイルの項目属性は変更することができません。ただし、新規項目属性を追加することはできます。
出荷処理のカスタマイジングでは、項目管理に関する以下のアクティビティを実行することができます。
● 新規フィールド管理プロファイルの定義
● 項目属性の更新
SAP 提供の項目属性を変更することはできません。ただし、新規項目属性を追加することはできます。
● 新規項目の論理項目名の定義
● 項目管理のシステムプロファイルへの新規論理項目名の追加