有効期間または有効期限のチェック
入荷伝票を受領した場合、最小有効期間期限日が指定されていれば、Extended Warehouse Management (EWM) によって、最低残存有効期間が設定された入荷伝票の有効期間または有効期限がチェックされます。品質検査結果は、チェックまたはリセットしたり、必要に応じてマニュアルで上書きしたりすることができます。
● EWM では、入荷伝票に対してのみこのチェックが実行されます。
● 有効期間または有効期限のステータスは、出荷明細のステータス全体に影響します ("機能" を参照)。
● EWM のカスタマイジングで、EWM で出荷設定に有効期間または有効期限のチェックを含めるかどうかを定義しておきます。また、ロット処理で有効期間または有効期限をチェックするための設定を定義しておきます。詳細については、EWM の導入ガイド (IMG) で、プロセス間設定 → ロット管理 → 設定: 入荷/出荷を参照してください。
● EWM のカスタマイジングのステータス管理で、有効にする出荷明細に対してステータスタイプ DSL Ck 残存有効期間を設定しておきます。つまり、無効区分が設定されていないことを確認します。詳細については、EWM の IMG で、プロセス間設定 → 出荷処理→ ステータス管理 → 定義: ステータスプロファイルを参照してください。
EWM によって入荷伝票が生成されると、EWM のカスタマイジング設定に従って、有効期間または有効期限がチェックされます。チェックがポジティブの場合、つまり EWM によりロックされている出荷明細がない場合は、入庫を転記することができます。これにより、EWM で関連する倉庫タスクが生成されます。以下の場合は、EWM でこのチェックが実行されます。
● 出荷明細の有効期間または有効期限を変更した場合
●
入荷伝票のユーザインタフェースで
チェックを選択した場合
●
ヤード内アイコンの右側にある矢印
を選択してから、ステータス設定を選択した場合
品質検査結果に基づいて、EWM でステータスタイプ DSL Ck 残存有効期間のステータスが設定されます。品質検査結果は、チェックまたはリセットすることができます。チェックがネガティブの場合、これにかかわらず、入庫を予約する前に結果を受け入れることができます。
ビジネスアドイン (BAdI) /SCWM/EX_DLV_BATCH_SLED_VAL BAdI: 有効期間/有効期限のチェックを使用すると、有効期間または有効期限のチェックを実行する日時をロット管理内に詳細に指定することができます。詳細については、BAdI 文書を参照してください。
BAdI /SCWM/EX_DLV_BT_VAL_DATE_WE BAdI: GR の BBD チェックの比較日の選択を使用すると、有効期間または有効期限のチェックの日付指定を変更することができます。詳細については、BAdI 文書を参照してください。
現場に直接納入された製品をチェックし、必要に応じて有効期間または有効期限の変更を実行して、入庫転記を行います。
EWM で有効期間または有効期限のチェックにステータス OK でないが設定されると、出荷明細は整合しなくなります。この出荷明細に対して入庫を転記することはできません。ただし、マニュアルチェックを承認し、その有効期間または有効期限を受け入れることはできます。EWM で、チェックのステータスマニュアルで OK が設定されます。入庫を転記することができます。
不適切な出荷明細に対して有効期間または有効期限のチェックを誤って実行した場合、この出荷明細のチェックのステータスをマニュアルでリセットすることができます。
倉庫管理モニタで参照日付を指定し、有効期間または有効期限のために通常の在庫払出処理でこれ以上利用することができない在庫を照会することができます。たとえば、EWM
では、有効期間または有効期限のためにこの日付より前に合意済日数が提供されない在庫が表示されます。これには、最遅納入日付および有効期間/有効期限に関連する重要な状況が含まれます。SAP
Easy Access 画面で、Extended
Warehouse Management →
モニタリング
→
倉庫管理モニタを選択し、ナビゲーション構造で在庫と棚番
→ BBD/有効期限概要を選択します。少なくとも、参照日付
(つまり、有効期間/有効期限または最遅納入日)
を指定します。また、棚番や輸送単位などの追加選択項目を指定することもできます。さらに、棚番、リソース、または輸送単位に割り当てられた在庫を除外することもできます。EWM
で、関連付けられた在庫が表示されます。これに新しい在庫タイプ
(廃棄処理など)
をマニュアルで割り当てることができます。在庫を選択し、
追加メソッドアイコンの右側にある矢印
を選択して、在庫タイプ変更を選択します。
チェックをマニュアル承認またはリセットする場合、たとえば以下のオプションを実行することができます。
●
入荷伝票内部でマニュアルによる承認またはリセットを行う場合は、SAP Easy Access
画面で、Extended Warehouse Management
→
出荷処理
→
入荷
→
入荷伝票更新を選択します。一覧ビュー?ナ入荷伝票を照会し、
BBD/許容範囲および BBD
違反の承認または BBD
違反のリセットの右側にある矢印
を選択します。
●
物理入庫内部でマニュアルによる承認またはリセットを行う場合は、SAP Easy Access
画面で、Extended Warehouse Management
→
出荷処理
→
入荷
→
物理入庫を選択します。一覧ビューで入荷伝票を照会し、
ブロック中
Status
および BBD
違反の承認または BBD
違反のリセットの右側にある矢印
を選択します。