ロール管理でチェックされる権限オブジェクト
ロール管理機能 (およびプロファイルジェネレータ) によって、以下の権限オブジェクトがチェックされます。
権限オブジェクト |
内容 |
S_USER_AUT |
ユーザマスタ更新: 権限 この権限オブジェクトによって、管理者が処理することが可能な権限の定義をすることができます。アクティビティを使用して、処理のタイプ (文書の登録、削除、照会、変更など) を指定することができます。 |
S_USER_GRP |
ユーザマスタ更新: ユーザグループ 権限オブジェクトは、ユーザのロールへの割当時やユーザマスタ比較時に、ロール管理で使用されます。 特定のユーザグループのみを管理者に割り当てることによって、この権限オブジェクトを使用して、複数の管理者間でユーザ管理を分割することができます。アクティビティを使用して、グループに対する管理者の処理タイプ (登録、削除、アーカイブなど) を指定することができます。 |
S_USER_PRO |
ユーザマスタ更新: 権限プロファイル プロファイルは、この権限オブジェクトによって保護されています。アクティビティを使用して、プロファイルに対する管理者の処理タイプ (登録、削除、アーカイブなど) を指定することができます。 |
S_USER_AGR |
権限システム: ロールのチェック この権限オブジェクトによってロールが保護されます。ロールによってユーザがグループとしてまとめられ、さまざまなプロパティ、特にトランザクションと権限プロファイルがグループに割り当てられます。 この権限オブ?Wェクトを権限オブジェクト S_USER_GRP、S_USER_AUT、S_USER_PRO、S_USER_TCD、S_USER_VAL とともに使用して、分散ユーザ管理が設定されます。 |
S_USER_TCD |
権限システム: ロールのトランザクション この権限オブジェクトによって、管理者がロールに割り当てることのできるトランザクション、および管理者がトランザクション権限を割り当てることのできるトランザクションが決定されます (オブジェクト S_TCODE)。 ユーザは S_USER_TCD 権限?Iブジェクトに対する全権限を持っている場合にのみ、権限オブジェクト S_TCODE のトランザクション範囲をプロファイルジェネレータで更新することができます。権限がない場合は、S_TCODE オブジェクトの個々の値の更新のみを行うことができます。 |
S_USER_VAL |
権限システム: ロールの項目値 この権限オブジェクトによって、システム管理者がプロファイルジェネレータでロールに挿入したり変更したりすることができる値の制限が可能になります。 この権限オブジェクトは、オブジェクト S_TCODE の値を除いた、すべての項目値に関連します。 ロールにトランザクションを含める権限、またはロールのトランザクション開始権限を変更する権限は、権限オブジェクト S_USER_TCD にリンクされています。 |
S_USER_SYS |
集中ユーザ管理 (CUA) でのシステム割当に対する権限オブジェクト。 セントラルシステムからシステムグループのそれぞれの子システムにユーザを配分することができます。オブジェクト S_USER_SYS を使用して、ユーザ管理者がユーザを割り当てることのできるシステムがチェックされます。この権限オブジェクトは、CUA の設定時にもチェックされます。 |
S_USER_SAS |
ユーザマスタ更新: システム依存割当 権限オブジェクト S_USER_SAS は、ロール、プロファイル、システムをユーザに割り当てる際に、トランザクション SU01、SU10、PFCG、PFUD でチェックされます。この権限オブジェクトは、ユーザが割当を行った際に事前チェックされた、権限オブジェクト S_USER_GRP、S_USER_AGR、S_USER_PRO、S_USER_SYS の開発を表します。カスタマイジングスイッチを使用して権限オブジェクト S_USER_SAS を有効化しない場合は、前回使用された権限オブジェクトがチェックされます。 権限オブジェクト S_USER_SAS を有効化するには、トランザクション SM30 を使用して、テーブル PRGN_CUST に値 YES でカスタマイジングスイッチ CHECK_S_USER_SAS を登録します。オブジェクト S_USER_AGR、S_USER_PRO、S_USER_GRP、S_USER_SYS に対するすべての権限チェックとアクティビティ割当は、オブジェクト S_USER_SAS に対する権限チェックによって置き換えられます。 |
S_USER_ADM |
ユーザおよび権限管理に対する管理機能。 権限オブジェクト S_USER_ADM によって、一般カスタマイジングおよびユーザと権限管理のための管理タスクが保護されます。この権限オブジェクトには、権限項目 S_ADM_AREA のみが含まれます。 これまでは固定値 CHKSTDPWD のみ存在し、特定のユーザ (SAP*) のみがデフォルトのパスワードによって照会することができました。ユーザおよび権限管理の領域に、他の一般管理機能に必要な固定値が追加されました。これらは、SAP ノート 704307 に記載されています。 |
権限チェックの追加情報は、権限オブジェクトのシステム文書を参照してください。この文書を照会するには、ロール管理 (トランザクション PFCG) で関連処理 → 権限オブジェクト → 照会を選択します。該当するノードを展開し、関連する権限オブジェクトに対する I ボタンを選択します。