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コラボレーティブ契約交渉を使用することにより、B2B 顧客は、Web ショップを利用して新規の販売契約を交渉することができます。Web ショップでは、顧客は、製品を選択し、その製品に関する具体的な価格あるいは割引を要求し、基本契約引合を作成して、その後、基本契約をサプライヤに送信するプロセスを処理することができます。交渉プロセスが完了し、両者が基本契約の諸条件に合意するまで、この基本契約を両者間で送受信し合うことができます。B2B 顧客とサプライヤ間での基本契約交渉プロセスは、販売契約に適用される異なるユーザステータスに基づいて行われます。

ユーザステータスプロファイル

基本契約交渉プロセスのユーザステータスは、販売契約のトランザクションタイプに直接割り当てられるユーザステータススキームに基づくため、販売契約が表示されるビジネスロールには依存しません。したがって、販売契約交渉のユーザステータスが、販売契約をサポートするすべてのビジネスロールの販売契約ページに表示されます。

ユーザステータスは、販売契約の表示および編集をサポートするすべてのビジネスロールでの仕入先の内部ビジネスユーザ (例、Web チャネルマネージャ、チャネルマネージャ、または販売担当者など) によってマニュアルで切り替えられます。

基本契約交渉プロセスのステータス処理によって、以下のユーザステータスプロファイルが提供されます。

  • CRMECOCN: 販売契約ヘッダに使用

  • CRMECN_I: 販売契約明細に使用

上記のユーザステータスプロファイルの詳細については、カスタマリレーションシップマネジメントのカスタマイジングで、  [Web チャネル]   [E-コマース]   [契約]   [契約交渉]  を選択して参照してください。

前提条件

  • CRM Web クライアント UI における[販売契約]概要ページのヘッダブロックで販売契約明細の 「拒否ステータス」「引合ステータス」、および 「見積ステータス」 を照会するには、UI 設定ツールのアプリケーションコンポーネント BT121H_SLSC を設定する必要があります。

  • 必要な設定を行うには、カスタマリレーションシップマネジメントのカスタマイジングで、  [Web チャネル]   [E-コマース]   [契約]   [契約交渉]  を参照してください。

  • Web チャネルマネージャのビジネスロールで販売契約検索を照会するには、必要な設定を、カスタマリレーションシップマネジメントのカスタマイジングで  [ビジネスロール]   [定義: ビジネスロール]  を選択して行っておきます。

プロセス

契約交渉機能を使用して、B2B 顧客は、仕入先の Web ショップを介し仕入先と今後の契約リリース受注のための販売契約を交渉することができます。

  1. B2B 顧客は、Web ショップに販売契約を登録し、要求する明細、数量、または金額、および価格または割引を入力して、その販売契約を Web ショップを介して仕入先に送信します。

    その結果、販売契約は仕入先の CRM システムに登録されます。販売契約ヘッダの最初のユーザステータスは 「仕入先により処理中」 で、販売契約明細の最初のユーザステータスは 「引合」 です。

  2. 販売契約を受信した後、仕入先の内部ビジネスユーザは、CRM Web クライアント UI でその販売契約を検討し、価格などの明細あるいは明細詳細を変更します。

    1. 変更する必要がない場合、仕入先の内部ビジネスユーザは、CRM システムの[全明細リリース]ボタンを使用してすべての明細のユーザステータスを直接に 「リリース済」 に変更することができます。

    2. 変更が必要な場合 (たとえば、仕入先が、要求された明細の価格または数量を受け入れず、代わりに別の価格を提示する場合など)、仕入先の内部ビジネスユーザは最初に明細詳細を変更することができます。その後、仕入先の内部ビジネスユーザは、CRM システムの[見積へのステータス変更]ボタンを使用して、選択したすべての明細のユーザステータスを 「引合」 から 「見積」 に変更することができます。

      ノート ノート

      契約明細のユーザステータスが 「見積」 になるとすぐに、[全明細リリース]ボタンはグレイ表示となります。

      すべての販売契約明細にユーザステータス 「引合」 が設定されるとすぐに、販売契約概要ページのヘッダブロックにある項目[見積ステータス]には[全明細に利用可]が表示され、項目[引合ステータス]には[明細に利用不可]が表示されます。

      注記の終了
  3. 交渉される販売契約の全明細にユーザステータス 「見積」 が設定されるとすぐに、仕入先の内部ビジネスユーザは、CRM Web クライアント UI で販売契約ヘッダのユーザステータスを 「顧客により処理中」 に変更することができます。

    販売契約ヘッダのこのユーザステータスにより、B2B 顧客は Web ショップで販売明細を見積として確認することができます。このヘッダユーザステータスにより、顧客は提示された販売契約を完全に受け入れるか取り消すかの決定を行うか、あるいは、販売契約に変更を加え、再作成した引合として再度送信することができます。

    1. 顧客が販売契約を B2B Web ショップで取り消すと、販売契約ヘッダのユーザステータスはまた 「仕入先により処理中」 に戻ります。すべての販売契約明細のユーザステータスが 「取消済」 に変わります。

      ノート ノート

      CRM Web クライアント UI では、販売契約概要ページのヘッダブロックの項目[見積ステータス]に[全明細に利用可]が表示され、項目[引合ステータス]に[明細に利用不可]が表示されます。

      注記の終了

      ただし、仕入先の内部ビジネスユーザは、販売契約明細のユーザステータスを 「取消済」 から 「見積」 に戻すことができます。顧客は、提示された明細の価格または数量などを再度変更することができます。このような作業を行うことにより、顧客は、交渉される販売契約が Web ショップで B2B 顧客にさらに受け入れられ安くなったことを確認します。仕入先の内部ビジネスユーザが CRM Web クライアント UI で販売契約のヘッダユーザステータスを 「顧客により処理中」 に変更した後で、顧客は再度、B2B Web ショップで販売契約を受け入れるかまたは取り消すことができます。

    2. 顧客が販売契約を B2B Web ショップで変更する場合は、たとえば、要求する明細、数量または金額、価格または割引などを変更して、その販売契約を再度仕入先に送信することができます。顧客が販売契約を仕入先に送信した後、その販売契約ヘッダのユーザステータスは 「仕入先により処理中」 に変わり、販売契約明細のユーザステータスは 「引合」 に変わります。

      ノート ノート

      CRM Web クライアント UI では、販売契約概要ページのヘッダブロックの項目[見積ステータス]に[全明細に利用可]が表示され、項目[引合ステータス]に[明細に利用不可]が表示されます。

      注記の終了
    3. 顧客が販売契約を B2B Web ショップで受け入れると、販売契約ヘッダのユーザステータスは 「仕入先により処理中」 に変わります。すべての販売契約明細のユーザステータスが 「顧客により見積受入済」 に変わります。販売契約ヘッダのシステムステータスが 「完了」 に変わります。

      ノート ノート

      CRM Web クライアント UI では、販売契約概要ページのヘッダブロックの項目[見積ステータス]に[全明細に利用可]が表示され、項目[引合ステータス]に[明細に利用不可]が表示されます。

      注記の終了

      顧客が販売契約を B2B Web ショップで受け入れた後、仕入先の内部ビジネスユーザは、CRM Web クライアント UI の販売契約概要ページにある[全明細リリース]ボタンを使用して、すべての販売契約明細をリリースする必要があります。

結果

顧客が Web ショップで販売契約を受け入れ、仕入先の内部ビジネスユーザが CRM Web クライアント UI ですべての販売契約明細をリリースした後に、B2B 顧客は、確認された販売契約に基づいてリリースオーダを登録することができます。