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請求申告管理とファンド管理で利用可能管理 (AVC) を使用することにより、ファンド消費を管理することができます。

AVC プロファイルをトランザクションタイプにリンクして、そのトランザクションタイプに対する管理メカニズムを指定することができます。たとえば、消費計算でどのキー数値を使用するか、または指定されたファンド消費限度に達した場合にどの種類のエラーメッセージをユーザに表示するかなどを指定することができます。

前提条件

[カスタマリレーションシップマネジメント] (CRM) のカスタマイジングで  [ファンド管理]   [利用可能管理 (AVC)]   を選択して、以下の設定を行っておく必要があります。

  • [定義: 利用可能管理 (AVC) チェックルール]で、AVC 計算で使用されるキー数値を識別する AVC チェックルールを定義します。

  • [定義: 利用可能管理 (AVC) 権限レベル]で、AVC を使用するための権限レベルを定義します。

  • [定義: 利用可能管理 (AVC) 許容範囲プロファイル]で、許容限度とメッセージタイプを識別する AVC 許容範囲プロファイルを定義します。

  • [定義: 利用可能管理 (AVC) プロファイル]で、AVC チェックの実行レベルを識別する AVC プロファイルを定義します。

CRM のカスタマイジングで  [請求申告管理]   [ファンド利用可能管理]   [割当: ファンド管理 AVC プロファイル]  を選択するか、または  [ファンド管理]   [予算転記]   [割当: ファンド管理 AVC プロファイル]  を選択して、ファンドおよび請求の特定のトランザクションタイプに AVC プロファイルを割り当てます。

機能

  • AVC プロファイルを特定のトランザクションタイプに割り当てると、予算振替、前払、または控除請求などのさまざまなトランザクションの実行時にシステムによってファンド消費レベルが通知されるようになります。

  • パーセントまたは特定のファンド消費額に基づく許容範囲を指定することができます。

  • ファンド消費限度についてユーザに通知する際にどのメッセージタイプを使用するか (エラー、警告、情報など) を指定することができます。独自のメッセージを登録することも、標準として提供されているメッセージを使用することもできます。

  • オプションで、AVC チェックの実行前にファンド転記の値を変更してメッセージ変数を変更することができます。このためには、ビジネスアドイン [BAdI: ファンド転記および利用可能管理メッセージ変数]を実装します。  [CRM]   [ファンド管理]   [利用可能管理 (AVC)]   [ビジネスアドイン]   [BAdI: ファンド転記および利用可能管理メッセージ変数]  を選択します。

次の表は、AVC の使用によるファンド消費の管理方法を示しています。

チェックルールの設定

消費可能キー数値の値カテゴリ

  • 予算

  • 期限満了予算は除外

消費済キー数値の値カテゴリ

  • 決済済

許容範囲プロファイルの設定

利用率のみが使用可能

メッセージタイプ:

  • エラー

  • 情報

許容範囲: エラーメッセージ:

  • 100%、権限レベル 1

  • 80%、権限レベル 2

情報メッセージ:

  • 80%、権限レベル 1

シナリオ 1

シナリオ 2

シナリオ 3

トランザクションの実行、AVC プロファイルのチェック

予算の 70% はすでに消費されています。権限レベル 1 のユーザが、さらに予算の 30% を消費するトランザクションを実行します。

予算の 70% は消費されています。権限レベル 2 のユーザが、さらに予算の 20% を消費するトランザクションを実行します。

予算の 70% は消費されています。権限レベル 1 のユーザが、さらに予算の 12% を消費するトランザクションを実行します。

結果

エラーメッセージが表示され、ユーザはトランザクションを完了できません。

エラーメッセージが表示され、ユーザはトランザクションを完了できません。

ファンド消費に関する情報メッセージが表示されますが、ユーザはトランザクションを完了することができます。