市場開拓資金 
市場開拓資金 (MDF) を間接販売モデルで使用し、消費者の需要を生み出します。
市場開拓資金は、チャネルパートナに自社のブランドと製品のマーケティングを、そのチャネルパートナのブランドおよび製品と合わせて行わせるために提供するリソースです。マーケティングを同期化することによって、その効果と効率を向上させ、一貫性のあるブランディングを維持することができます。ブランドおよび製品の認知度を向上させるほか、チャネルパートナはそれに付加価値を加え、さらに需要を生み出すことができます。チャネルパートナの参入によって、需要の充足も向上します。
SAP Customer Relationship Management (SAP CRM) によって、SAP ERP での計画からチャネルパートナの登録、請求決済までの市場開拓資金プログラムをより効率的に管理することができます。これにより、MDF 管理に関連するコストを削減できます。計画および決済の透過性が高まることによって、チャネルパートナの満足度とロイヤリティが向上します。
カスタマリレーションシップマネジメント (CRM) のカスタマイジングで、を選択して MDF を設定しておきます。
ユーザは高品質の自転車を販売する多国籍企業のマーケティングマネージャであるとします。担当するマウンテンバイクの分野で、選択した国の需要の向上を目指しているとします。
このため、自転車を扱う国内の雑誌に、一連の広告を掲載します。どの雑誌が最も適しているかは卸売業者が最もよく把握しているため、その知識を利用します。
広告費用を援助するための市場開拓資金プログラムを作成し、目的の国の卸売業者が利用できるようにします。市場開拓資金を卸売業者に効果的に使用させるため、広告費用の 50% を払い戻すことを示します。
卸売業者はマウンテンバイクを扱う広告を、その販売とサービスを行う特約店のリストと合わせて作成します。卸売業者は雑誌広告の証拠をユーザに送付し、広告費用の 50% を請求します。ユーザは同意額を払い戻します。