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サービス契約見積は、サービス契約でのサービスを定義する目的で得意先に出す、法的な拘束力のあるオファーです。

サービス契約見積は、得意先と供給元の両方にとって有益なものです。得意先にとっては価格と納入条件の情報を知ることにより意思の決定をする機会が得られ、一方の供給元にとっては計画の初期段階で予想されるサービスを含めたり、予想されるコストと収益の概要を把握することが可能になります。

サービス契約見積の有効期間内において、得意先には見積にある具体的な条件にもとづいてサービス契約に対して合意する権利があります。

契約見積は、先行業務トランザクションカテゴリが[サービス契約]であるサービスの業務トランザクションです。サービス見積は、システムステータス[見積]によってのみ識別されます。

この機能は、CRM Web クライアント UI とインタラクションセンタ Web クライアントで使用することができます。

統合

見積データは SAP ERP Central Component (SAP ECC) には転送されません。SAP ECC が請求や管理会計などとは関係ないからです。

ただし、SAP NetWeaver Business Intelligence にデータを送信することは可能です。ここでは、受理または拒否された見積とその理由などを評価するための分析を実行できます。

前提条件

カスタマイジングで見積をトランザクションタイプとして定義する

契約見積を使用する場合は、カスタマイジングでサービス契約見積をトランザクションタイプとして定義する必要があります。先行業務トランザクションカテゴリ[サービス契約]を割り当てます。標準の出荷には、トランザクションタイプ SCQ ([サービス契約見積]) が用意されています。

この設定を行うには、[カスタマリレーションシップマネジメント]のカスタマイジングで、  [トランザクション]   [基本設定]   [定義: トランザクションタイプ]  を選択します。

カスタマイジングで初期値を定義する

カスタマリレーションシップマネジメント (CRM) のカスタマイジングで、  [カスタマリレーションシップマネジメント]   [トランザクション]   [基本設定]   [定義: 明細カテゴリ]  を選択し、見積の初期値を更新します。

必要な明細カテゴリ (標準の出荷では SCNQ) を選択し、業務トランザクションカテゴリ[販売]を選択します。

[カスタマイジング明細]ビューで、画面領域[見積データ]の項目、特に以下の 2 つの項目を更新します。

  • [見積関連]

    [初回見積]を選択し、この明細カテゴリでトランザクションを入力すると、トランザクション明細のステータスは[見積]になります。

  • [後続処理]

    ここでは、[見積を後続伝票にコピー]を選択して、見積が後処理される必要があることを定義します。

活動

見積の登録

[サービス契約見積]を使用して見積を登録します。

見積の受入

サービス契約見積を参照して、サービス契約をフォローアップトランザクションとして登録します。このとき、得意先によって受け入れられた見積明細は、新しく登録するトランザクションにコピーされます。

見積の完了

見積が完了します (ステータス[完了済])。

  • 見積がサービス契約にコピーされた後

  • 得意先が拒否したとき