サービス協約 
ビジネスパートナとの間で締結される長期のアウトライン契約。この中では、価格、リリース可能な製品などの条件が定義されます。これらの条件と製品は、サービス協約への参照付きで登録されているすべてのサービス契約またはサービスオーダに対して有効です。
サービス契約 (金額/数量) とは異なり、サービス協約には目標金額または目標数量がありません。
ノート
SAP ERP Central Component (SAP ECC) ではサービス協定は複製できません。
サービス協約では、サービスプロバイダに対して、特定のビジネスパートナまたは特定のビジネスパートナのグループに有効な価格とサービスに関する情報で、長期のアウトライン契約の登録が可能になります。
サービス協約には、以下の事前に定義されたデータを含めることができます。
サービス
サービスレベル契約
フォローアップ活動
価格契約
請求
サービスプロバイダは、サービス協約への参照が設定された以下のようなフォローアップトランザクションを登録できます。
サービスオーダ見積
サービスオーダ
サービス契約見積
サービス契約

トランザクションタイプ "OAS - サービス協約" は、トランザクションの標準的なカスタマイジングでサービス協約に対して使用することができます。このトランザクションタイプには、先行トランザクションカテゴリ"グループ契約 (BUS2000107)" があります。
新しい明細カテゴリ "OASP - サービス協約明細"は、明細オブジェクトタイプ"アウトライン協約明細サービス CRM" で登録されます。
このトランザクションタイプと明細カテゴリをそのまま使用するか、コピーして必要性を満たすように変更することができます。
以下は、サービス協約の定義に適切な設定です。
協約決定
以下のトランザクションを登録する際に、有効なサービス協約が検索されるようにするには、トランザクションタイプのカスタマイジングで、これらのトランザクションに対する協定決定を有効にします。
サービスオーダ
クレーム
確認
[カスタマリレーションシップマネジメント]のカスタマイジングで、を選択し、必要なトランザクションタイプの詳細画面に進みます。[協約決定]項目で、使用する決定タイプを選択します。
ノート
協約に加えて契約も検索する必要がある場合は、最初に有効なサービス契約が検索されます。有効なサービス契約が検索されない場合のみ、サービス協約が検索されます。サービス契約がサービス協約よりも優先されます。
コピー管理
サービスオーダなどの必要なフォローアップトランザクションのトランザクションタイプに、コピー管理を設定する必要があります。標準システムでは、サービス協約のコピー管理は以下のトランザクションに対して使用することができます。
サービス契約 ("SC")
サービス契約見積 ("SCQ")
サービスオーダ ("SRVO")
サービスオーダ見積 ("SRVQ")
従量サービス契約 ("USC")
従量サービスオーダ見積 ("USCA")
必要な活動を確認するには、[カスタマリレーションシップマネジメント]のカスタマイジングで、を選択します。
価格契約
日付プロファイル" CONT002" ([サービス契約の日付プロファイル]) は、サービス協約を処理する標準的なカスタマイジングにあります。
ビジネスパートナマスタでは、ビジネスパートナに 1 つのデフォルトサービス協約を割り当てることができます。この操作を行うには、ビジネスパートナロール[受注先]で、ビジネスパートナと別の販売エリアデータを呼び出します。
このビジネスパートナに対してシステムに存在するサービス協約および販売協約は、画面の[販売]領域に表示されます。また、デフォルトとして、1 つの販売協約またはサービス協約も設定することができます。
デフォルト設定: "サービス協約なし"。
ビジネスパートナタイプには、明示的な受注先を指定せずに、サービス協約を登録することができます。つまり、協約は、対応するパートナタイプに割り当てられ、対応する販売エリアデータが処理されたすべてのビジネスパートナに対して有効です。
これらのトランザクションも協約決定中に考慮されます。
サービス契約に応じてサービスオーダが登録され、それがサービス協約のフォローアップトランザクションになる場合、サービスオーダはサービス契約に対してのみチェックされ、サービス協約に対してはチェックされません。