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機能文書SAP ERP 統合シナリオの条件更新 ナビゲーション構造内でこの文書を検索

 

この機能を使用して、SAP ERP Central Component (SAP ERP) の統合シナリオを使用する場合に条件を更新することができます。

前提条件

条件更新の一環として、まずキー項目 [MVGR1] を SAP ERP の条件テーブルに追加する必要があります。これにより、用途、価格設定、リベート、無償品、およびキャンペーン設定を更新し、条件更新を SAP カスタマリレーションシップマネジメント (SAP CRM) 側で行うことができます。

キー項目に品目グループ (MVGR1) を設定した条件テーブル

条件テーブルには、キー項目 [MVGR1] が含まれていなければなりません。これを行うには、以下のステップを実行します。

ABAP ディクショナリ (トランザクション SE11) で、項目 [MVGR1] を SAP ERP の構造 KOMPAZ に追加します。データエレメント MVGR1 を使用します。

項目 [MVGR1] を SAP ERP の項目カタログに追加します。以下の用途にこれを実行してください。

  • 用途 A (価格設定): SAP ERP の[販売管理]のカスタマイジングで  [基本機能]   [価格設定]   [価格設定管理]   [定義: 条件テーブル]   [条件: 使用可能項目]  を選択

  • 用途 E (リベート): SAP ERP の[販売管理]のカスタマイジングで  [請求]   [リベート処理]   [リベート処理の条件テクニック]   [リベートの項目カタログ]  を選択

SAP CRM のビュー V_CND_MAP_CNVFLD でトランザクション[テーブルビュー管理] (SM30) を使用して、項目 [MVGR1] のマッピング関係を更新します。

ローカルシステムのテーブル項目に PRC_GROUP1 を設定し、外部システムのテーブル項目に MVGR1 を設定します。変換ルール A および変換ルール B のそれぞれのテーブル項目にエントリを登録し、変換タイプとして常に A を選択します (変換ルーチンはなく、直接コピーされます)。

SAP ERP に条件テーブルが登録されたら、カスタマイジングを SAP CRM にダウンロードする必要があります。

キー項目に製品カテゴリを設定した条件テーブル

製品カテゴリを使用するには、SAP ERPSAP CRM で追加のカスタマイジング設定が必要になります。

詳細については、SAP ノート 335202 を参照してください。

これらの設定のほかに、トランザクション[テーブルビュー管理] (SM30) を使用して、ビュー V_CND_MAP_CNVFLD で以下の設定も更新する必要があります。上記の SAP ノートに指定されているように、項目 [PRODH1]、[PRODH2]、および [PRODH3] のマッピング関係を更新し、変換ルール B (ローカルシステム → 外部システム) の追加エントリを登録します。

活動

用途の更新: 価格決定、リベート、無償品、およびキャンペーン設定

SAP ERP のカスタマイジングで、[価格設定 (A)]、[無償品 (N)]、[リベート (E)]、および[キャンペーン設定 (3)] の 4 種類の用途ごとに新しい条件テーブル、条件タイプ、および検索順序を更新します。これを行う際に、用途 A、N、E の条件テーブルにキー項目[キャンペーン]が含まれていることを確認します。

価格設定 (用途 A)

[販売管理]のカスタマイジングで  [基本機能]   [価格設定]   [価格設定管理]  を選択して、以下の設定を更新します。

  • [定義: 条件テーブル]

  • [定義: 検索順序]

  • [定義: 条件タイプ]

  • [定義/割当: 価格決定表]

リベート (用途 E)

[販売管理]のカスタマイジングで  [請求]   [リベート処理]   [リベート処理の条件テクニック]  を選択して、条件テーブル、条件タイプ、および検索順序を更新します。

無償品 (用途 N)

[販売管理]のカスタマイジングで  [基本機能]   [無償品]   [無償品の条件テクニック]  を選択して、以下の設定を更新します。

  • [更新: 条件テーブル]

  • [更新: 検索順序]

  • [条件タイプ更新]

  • [価格設定手順の更新]

キャンペーン設定 (用途 3)

[他の SAP.com コンポーネントとの統合]のカスタマイジングで  [カスタマリレーションシップマネジメント]   [基本機能]   [キャンペーン設定]  を選択して、以下の設定を更新します。

  • [更新: 条件テーブル]

  • [更新: 検索順序]

  • [条件タイプ更新]

  • [更新: 決定表]

  • [有効化: キャンペーン設定]

ノート ノート

番号範囲オブジェクト KON3 の番号範囲間隔 01 を必ず更新してください。これを行うには、SAP ERP で[番号範囲オブジェクト更新] (トランザクション SNUM) を使用します。

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SAP CRM での条件更新

キャンペーン設定は、カスタマイジングダウンロードの後、SAP CRM からも実行できます。これを行うには、[カスタマリレーションシップマネジメント]のカスタマイジングで  [基本機能]   [キャンペーン設定]   [割当: 決定表]  を選択します。

SAP CRM における条件のカスタマイジングの詳細については、SAP Solution Manager で条件生成のカスタマイジングを参照してください。

キャンペーン ID の表示

キャンペーン ID の外部名は、SAP ERP の条件更新でデフォルトでは表示されません。つまり、キャンペーンを識別するために使用できるのはキャンペーン ID のみであり、テキスト (短) を使用することはできません。ただし、業務トランザクションイベント (BTE) 00503306 を使用すれば、条件更新でキャンペーン ID の外部名を照会することができます。次の 2 つのタイプがあります。

  • BTE 00503306 がまだ実装されていない

    この場合、必要な処理は BTE を有効化することだけです。SAP ERP で、[SAP ビジネスフレームワーク: 業務トランザクションイベント] (トランザクション FIBF) にアクセスし、  [設定]   [得意先の P/S 汎用モジュール]  を選択します。汎用モジュール CMPB_CMPGN_TEXT_DETERMINATION は調整せずに実装することができます。

  • BTE 00503306 が他のカスタマ固有の目的のためにすでに実装されている

    この場合、汎用モジュール CMPB_CMPGN_TEXT_DETERMINATION のコーディングをカスタマ固有の汎用モジュールに組み込みます。この場合のキャンペーン ID の外部名は、汎用モジュール CMPB_CMPGN_GUID_TEXT_GET によって決定されます。

SAP CRM に条件更新を移動

SAP ERP で登録された条件タイプと条件テーブルの条件レコードは、デフォルトで SAP ERP で更新されます。トレードプロモーション管理のビジネスシナリオの一部として、条件更新を SAP CRM に移動する必要があります。

SAP ERP で、[他の mySAP.com コンポーネントとの統合]のカスタマイジングで  [カスタマリレーションシップマネジメント]   [基本機能]   [データ交換条件]  を選択して、該当するエントリを更新します。論理システムとして CRM サーバを選択します。

SAP CRM で、SAP ERP テーブル MNTCNT の内容を SAP CRM に複製します。テーブル MNTCNT の内容の複製に関する詳細情報は、SAP Solution Manager で、SAP CRM から SAP ERP への条件転送における SAP ERP から SAP CRM への条件カスタマイジングの転送に関するセクションを参照してください。

ノート ノート

オブジェクト DNL_CUST_CNDALL のフィルタを修正して、テーブル MNTCNT を含めるようにする必要があります。

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