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機能文書ナレッジベースコンパイル ナビゲーション構造内でこの文書を検索

 

[ナレッジベースコンパイル]アプリケーションは、SAF における外部検索エンジンの統合方法に応じて、TREX ベース検索エンジンまたは外部検索エンジンによって検索されるソフトウェアエージェントフレームワーク (SAF) のナレッジベースのコンパイルに使用されます。

オブジェクトナビゲータ (トランザクション SE80) で ABAP クラス CL_CRM_SAF_SE_GENIL を拡張して SAF における外部検索エンジン統合を行った場合、[ナレッジベースコンパイル]アプリケーションを使用して、その検索エンジンにリンクされたナレッジベースをコンパイルできます。カスタマイジングでビジネスアドイン [BAdI: 外部検索エンジン]を使用して外部検索エンジンを SAF に統合する場合、コンパイル処理の実装がないため、[ナレッジベースコンパイル]アプリケーションを使用して、その検索エンジンにリンクされたナレッジベースをコンパイルできません。

コンパイル

検索エンジンで文書を検索するには、まず、検索言語でナレッジベースをコンパイルする必要があります。コンパイルすると、文書の内容と属性がナレッジベースのレコードから抽出されて、索引が作成されます。新規レコードの登録または既存レコードの変更の際は、ナレッジベースを再コンパイルする必要があります。このため、ナレッジベースは定期的にコンパイルする必要があります。バックグラウンドジョブとして定期的なデルタコンパイルをスケジュールすることができます (下記の[機能]を参照)。定期的なデルタコンパイルがバックグラウンドジョブとしてスケジュールされていない場合や、デルタコンパイルそのものがナレッジベースでサポートされていない場合には、マニュアルでコンパイルを開始してください。

統合

コンパイル依存関係

2 つ以上のナレッジベース間でコンパイル依存関係を定義できます。このため、マスタナレッジベースの全コンパイルまたはデルタコンパイルを実行すると、依存関係にあるすべてのナレッジベースの全コンパイルまたはデルタコンパイルも自動的に実行されて、データの同期と整合性が保たれます。カスタマイジングアクティビティ[ナレッジベース名称および設定]でコンパイル依存関係を定義できます。

[ナレッジベースコンパイル]画面では、割当先のマスタナレッジベースの下に依存ナレッジベースが表示されます。通常、依存ナレッジベースを単独でコンパイルする必要はありませんが、マスタナレッジベースのコンパイルは正常に完了したものの、依存ナレッジベースのコンパイルは失敗したという場合には必要になります。コンパイルが失敗した原因を解決した後は、マスタナレッジベースとすべての依存ナレッジベースをコンパイルするのではなく、問題の依存ナレッジベースのみを再コンパイルした方が便利です。マスタナレッジベースに含まれている文書が多く、コンパイルに時間がかかる場合などには特に有効です。

サポートされる言語

コンパイルすることができるのは、検索エンジンでサポートされている言語のみです。追加情報については、ソフトウェアエージェントフレームワーク (SAF) を参照してください。

アタッチメントのファイル形式

アタッチメントとしてコンパイルすることができるのは、検索エンジンでサポートされているファイル形式のみです。現在 TREX ベース検索エンジンでサポートされているファイル書式に関しては、SAP ノート 663630 を参照してください。

パフォーマンス

パフォーマンスは、検索エンジンおよび SAP サーバと検索エンジンサーバ間のデータ通信のパフォーマンスに依存しています。

前提条件

TREX ベースの検索エンジンを使用する場合は、TREX をインストールしておく必要があります。SAF に必要な TREX リリース、および TREX のインストールに必要な文書の追加情報については、ソフトウェアエージェントフレームワーク (SAF) を参照してください。

ナレッジベースには、レコードが含まれている必要があります。

機能

ナレッジベースコンパイル画面

[アプリケーション]項目には、画面のナレッジベースの割当先となるアプリケーションが表示されます。ナレッジベースは、カスタマイジングアクティビティ[アプリケーション設定]のアプリケーションに割り当てられます。

[アクション]項目には、以下の値を指定することができます。

[デルタコンパイル]

前回のコンパイル以降に新規登録または変更された文書をすべてコンパイルし、すでに削除された文書を索引から削除します。データベースを定期的にまたは大幅に修正する必要がある場合は、このオプションを使用すると便利です。1 日の仕事の終わりに全文書をまとめてコンパイルする、といったことが可能です。以下の[バックグラウンドジョブ開始]も参照してください。

[全コンパイル]

すべての文書をコンパイルします。最初はこのオプションをお奨めします。また、索引が破損している場合にもお奨めします。

[索引削除]

検索エンジンから索引を削除します。これは、索引が破損している場合や、索引に含まれる文書の数が間違っている場合にお奨めします。索引を再構築するには、デルタコンパイルを実行する前に完全コンパイルを実行する必要があります。

[バックグラウンドジョブ開始]

定期的なデルタコンパイルは、バックグラウンドジョブとしてスケジュールすると便利です。デルタコンパイルは、コンパイルログに指定した間隔 (7 日ごとなど) で実行されます。バックグラウンドジョブは、コンパイルログまたは[コンパイルナレッジベース]画面から開始することができます。

[バックグラウンドジョブ停止]

[バックグラウンドジョブ開始]を参照してください。

コンパイルログ

既存の索引のタイムスタンプとステータスは、コンパイルログに格納されます。この情報は、索引のエラーや破損を検出し、索引の再コンパイルなどのアクションを実行する場合に役立ちます。

時間のかかる全コンパイルが失敗した場合は、[全コンパイル再開]を選択すると、最後に失敗したレコードからナレッジベースのコンパイルを開始することができます。ただしこれが正しく機能するのは、最後に失敗した全コンパイル以降にナレッジベースに変更が加えられていない場合のみです。

キュー内のコンパイルタスクまたは処理中のコンパイルタスクを取り消すことができます。キュー内のタスクまたは処理中のタスクを取り消すと、後続のすべてのタスクも取り消されます。たとえば、キュー内に 4 つのタスクが表示されている場合に、2 つ目のタスクを取り消すと、3 つ目と 4 つ目のタスクも取り消されます。先頭のタスクは取り消されません。

定期的なデルタコンパイルのバックグラウンドジョブを実行する頻度をスケジュールすることができます (上記の[バックグラウンドジョブ開始]を参照)。スケジュールを変更し保存した場合は、変更内容を反映させるため、いったんジョブを停止してから再開する必要があります。

ナレッジベース設定画面

設定が必要なナレッジベースは SDB のみですが、これは初めてナレッジベース SDB をコンパイルすると自動的に行われます。したがって、[ナレッジベース設定]画面を使用するのは、ナレッジベース SDB が破損した場合や正しくない場合のみです。ナレッジベース SDB を設定した場合は、旧索引を後で必ず削除してください。

活動

ナレッジベースコンパイルアプリケーションへのアクセス

[ナレッジベースコンパイル]アプリケーションには、次のようにアクセスすることができます。

  • インタラクションセンタ (IC) の場合

    • IC マネージャまたは関連するビジネスロールを選択します。

    • ナビゲーションバーで[ナレッジマネジメント]をクリックします。

    • [登録]で、[ナレッジベースコンパイル]をクリックします。

  • SAF 診断ツール (詳細については、ソフトウェアエージェントフレームワークを参照してください)