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プロセス文書IC Web クライアントにおける受信メール処理のワークフロー ナビゲーション構造内でこの文書を検索

 

このワークフローは、インタラクションセンタ (IC) Web クライアントの受信ボックスで使用します。

受信ボックスにより、エージェントは SAPconnect を介して受信した電子メールを処理できるようになります。インバウンド通信によりワークフローテンプレート [WS14000004] がトリガされ、ワークアイテムの処理の制御といくつかのタスクの実行が行われます。

最も重要なタスクは次のとおりです。

  • 受信ボックスで受信したメッセージに対応するワークアイテムの登録

  • ワークアイテムへの関連メッセージ情報の追加

  • 対応するビジネスパートナの決定

  • 自動応答 (設定されている場合) の登録と送信

  • ワークフロー優先順位の設定

  • メールをマネージャ、または管理者に報告するかどうか、また報告する時期の判断 (設定されている場合)

タスクの完全な一覧については、ワークフロー定義ツールのワークフローテンプレート 14000004 を参照してください。

マーケティングシナリオのコンテキストの中で、キャンペーン決定表により、インバウンドメッセージの決定メソッドをいくつか使用して、関連するキャンペーン要素を検索します。最後のワークフロー処理ステップにより、ワークアイテムを担当する従業員を決めます。

前提条件

  • エージェント受信ボックスのカスタマイジングアクティビティが、  [カスタマリレーションシップマネジメント]   [インタラクションセンタ Web クライアント]   [エージェント受信ボックス]  で設定されている必要があります。

  • エージェント受信ボックスの設定の活動が完了している必要があります。

プロセス

このワークフローでは、インタラクションセンタ Web クライアントの受信電子メールの前処理を実行します。受信者配信で指定されたアドレスに電子メールまたはファックスを送信すると、このワークフローがトリガされます。

ステップは次のとおりです。

  1. メールオブジェクト、通信タイプに加え、エージェント受信ボックス[定義: 共通設定]カスタマイジングアクティビティのいくつかの設定がワークフローコンテナ (自動応答など) に追加されます。

    ノート ノート

      [SAP 導入ガイド]   [カスタマリレーションシップマネジメント]   [インタラクションセンタ Web クライアント]   [エージェント受信ボックス]  を参照してください。

    注記の終了
  2. [タスク TS14008034] により、送信者の電子メールアドレスからビジネスパートナを特定し、名称、タイプ、言語などの対応するビジネスパートナ情報をワークフローコンテナに追加します。

  3. [定義: 共通設定]カスタマイジングアクティビティでキャンペーンオートメーション区分が設定されている場合、[タスク TS14007993] によりインバウンド電子メールを担当するキャンペーン要素が特定されます。

  4. [タスク TS14008035] は、カスタマイジングの設定に従って、電子メールの送信者への自動応答 (電子メールの受信確認) を登録、および送信します。この自動応答の電子メールのテキストは、タスク[テキスト]タブから採用されます。

  5. [タスク TS14007916] により、カスタマイジングの初期エントリを使用して電子メールの優先順位を設定 (これはビジネスアドイン (BADI) の実装によって変更可能です) し、日付/時刻パラメータに時間オフセットを追加することにより、期限を設定できます。

  6. 受信された通信メッセージに対応するワークアイテム (電子メール - TS14008030) が登録され、処理者決定表の選択されたエージェントやエージェントグループに転送されます。

  7. 担当のエージェントにワークアイテムが転送されたあと、ワークフローは完了します。

処理者決定

処理者決定により、ワークアイテムを担当するエージェントが決定されます。[ルール 14000156] の中でモデル化され、汎用モジュール [AUI_MAIL_FIND_AGENTS_FOR_ADDR] が呼び出されます。ルールは、ワークフローテンプレート [WS14000164] のステップ [234] (電子メールアイテム) で指定します。標準のエージェント決定表をカスタムロジックに置き換える場合は、まず新規のルールを登録し、これをワークフローテンプレートの関連するステップで使用します。

追加情報については、追加ルーティングルールを参照してください。

技術的実行

独自に開発を行う場合は、以下の技術情報が必要となります。

ワークフローテンプレート

実際の手順は、ワークフローテンプレート [WS 14000164 (AUI_InbdMail)] を使用して実装します。

ワークフローテンプレートの開始イベント

ビジネスオブジェクト [ICAUISUPP ] (ビジネスオブジェクトリポジトリを参照) のイベント [Mailreceived] がテンプレート [WS14000164] で開始イベントとして更新されます。

処理メソッド

[BOR] オブジェクト [ICAUISUPP] の次のメソッドが、ワークフローテンプレート [WS14000164] の対応するタスクで使用されます。

メソッド

用途

RECEIVE

イベント [Mailreceived] を起動し、ワークフローをトリガします。

FINDPARTNERBYADDR

送信者のアドレスからビジネスパートナを特定します。

SENDTASKDESCRIPTION

自動応答を登録、送信します。

COMPUTEDEADLINE

期限を計算し、ワークフローの優先順位を設定します。

DONOTHING

ワークアイテムを登録します。