オペレーティングシステムメッセージの受信

ファイルのオープン時にオペレーティングシステムによって送信されたシステムを受信するには、OPEN DATASET 命令で MESSAGE オプションを使用します。 

構文

OPEN DATASET <dsn> MESSAGE <msg>.

この命令では、オペレーティングシステムからのメッセージがインポートされ、変数 <msg> に格納されます。

エラー処理では、このオプションをシステム項目 SY-SUBRC とともに使用することができます。

 

DATA: MESS(60),
      FNAME(10) VALUE 'hugo.xyz'.

OPEN DATASET FNAME MESSAGE MESS.

IF SY‑SUBRC <> 0.
  WRITE: 'SY‑SUBRC:', SY‑SUBRC,
       / 'System Message:', MESS.
ENDIF.

R/3 システムが UNIX で稼働し、ファイル "hugo.xyz" が存在しない場合は、このプログラムで以下のメッセージが表示されます。