!--a11y-->

データクラスタは、ABAP メモリに格納することができます。ABAP メモリは、ABAP プログラムと ABAP プログラムから CALL TRANSACTION または SUBMIT で呼び出されるその他のプログラムの内部セッション内のメモリ領域 ( ロール領域) です。
ABAP メモリは、ABAP プログラムや ABAP プログラムが生成されたプログラムモジュールから独立しています。つまり、ABAP メモリに保存したオブジェクトは、同じコールチェーン内のその他の ABAP プログラムによって読み込むことができます。ABAP メモリは、クロストランザクショングローバル SAP メモリとは異なります。追加情報については、プログラム間のデータ受渡しを参照してください。
これにより、プログラム階層の複数のレベルを越えて、あるモジュールから別のモジュールにデータを受け渡すことができます。たとえば、以下のデータ受渡しを行うことができます。
キ 実行可能プログラム ( レポート) から SUBMIT で呼び出された別の実行可能プログラムへのデータ受渡し
キ トランザクションから実行可能プログラム ( レポート) へのデータ受渡し
キ ダイアログモジュール間でのデータ受渡し
キ プログラムから汎用モジュールへのデータ受渡し
など。
メモリの内容は、トランザクションを終了すると解放されます。
データオブジェクトを ABAP メモリに保存するには、命令 EXPORT TO MEMORY を使用します。
メモリからデータオブジェクトを読み込むには、命令 IMPORT FROM MEMORY を使用します。
メモリからデータクラスタを削除するには、命令 FREE MEMORY を使用します。