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DRB:
入門 
文書関係ブラウザ (DRB) を使用すると、リンクオブジェクト( 文書) を表示することができます。
通常、リンク文書には、共通する取引に関して作成した文書や、同じプロセスに関連する文書などがあります。DRB では、クロスアプリケーション文書がグループ化されます。
DRB には、通常の会計管理やロジスティクスの文書の他にワークフローや IDOC も含まれています。DRB はすべての文書を網羅しており、アーカイブ文書を検索することもできます。
DRB の追加情報については、SAP ノート 492938 を参照してください。
DRB とデータアーカイブ
すべてのオブジェクトタイプ ( 文書) が DRB に統合されたため、DRB のすべての機能をアーカイブされたデータに対して利用することができます。エンドユーザは、DRB を使用して、データベースまたはアーカイブ内のデータを検索することができます。
DRB と分散システム(ALE)
DRB を使用すると、複数のシステムに分散したプロセスチェーンや取引を追跡することができます。このことは、リンク文書を設定する場合にも、リンク文書を表示する場合にも当てはまります。
アーカイブされたデータが関与しない場合は、DRB の使用に際して追加の前提条件はありません。
アーカイブから読み込む場合は、通常、アーカイブ情報システム (AS) の設定作業が必要です。コンポーネントでは、多くの場合、アーカイブの検索はアーカイブ情報システムにもとづいて行います。通常は、特定の項目カタログのアーカイブ情報構造が有効かつ構造化されていることが前提条件になります。項目カタログの名称と、アーカイブ情報構造のうちのどの項目を含めるかは、オブジェクトタイプによって決まります。通常、これには、SAP が提供する項目カタログ ( 項目カタログ名: SAP_BEZEICHNER) が含まれます。
個別オブジェクトタイプの有効な表示 (
アーカイブ検索を含む)
のための前提条件は、アプリケーション別の DRB
文書に記載されています。追加情報については、
アプリケーションコンポーネントにおける DRB
および SAP
ノート 492938
を参照してください。
DRB の機能は以下のとおりです。
キ 相互にリンクしたオブジェクトの設定
キ 相互にリンクしたオブジェクトの表示
キ 特定のオブジェクトの表示
DRB の検索機能は、アプリケーションに統合されています ( たとえば、原価計算の明細表示) 。これらの機能の一部は、ロールSAP_DRB に含まれています。このロールは提供されています。
リンクの設定
DRB では、ユーザがアプリケーション内の該当する機能で設定した初期オブジェクトを基準に、このオブジェクトに直接リンクしているオブジェクトを最初に確認します。' 直接リンクしている' とは、アプリケーションが関連していることを意味します。

会計管理では、取引に関連するオリジナル伝票および他のすべての会計伝票は、直接のリンクと見なされます。
次に、DRB により、各初期オブジェクトに直接リンクしているすべてのオブジェクトが設定されます。その際、すでに設定されたオブジェクトは無視されます。引き続き他のリンクオブジェクトの設定を行うには、ユーザがこれをトリガする必要があります。
DRB のコア自体は、リンクオブジェクトの設定時にアーカイブされたデータにアクセスしません。これは、DRB によって呼び出されたアプリケーションの機能によって行われます。この機能では、アーカイブ情報システム (AS) を介して多くのアーカイブされたリンク文書が検索されます。
アプリケーションの機能によって別の論理システム内のリンク文書が設定された場合、DRB により、その論理システム内でリンクオブジェクトの設定が自動的に続行されます。これにより、自動的に ALE の統合が保証されます。
相互にリンクしたオブジェクトの表示
相互にリンクしたオブジェクトの概要では、リンクではなくオブジェクトに焦点が当てられています。関係の重要性についての評価や判断は行われません。DRB では、一方の文書が他方の文書に先行するか、あるいは後続であるかといったことは明示的に示されず、文書間にリンクが存在することのみが示されます。すでに表示されているオブジェクトへのリンクが存在する場合、このリンクは表示されません。

オブジェクト A ではオブジェクト B へのリンクが認識されるのに、オブジェクト B からオブジェクト A へのリンクは認識されない場合があります。リンクが表示されるかどうかは、初期オブジェクトによって決まります。
表示は、選択した初期オブジェクトの種類や、リンクツリーをナビゲートする順序によって変わります。リンクツリーに表示されるオブジェクトの数は変わりません。
概要では、相互にリンクしたオブジェクトのフォーマットされたキーの他に、特定のオブジェクトが格納されている論理システムはどれか、また、そのオブジェクトはデータベース内にあるのか、あるいはすでにアーカイブされたかについても表示することができます。
オブジェクトの表示
オブジェクトのキーをダブルクリックすると、対応するオブジェクトを画面上に表示することができます。この表示の実装はアプリケーションに依存するため、個別オブジェクトタイプがどのように表示されるかは一様ではありません。リンクオブジェクトの設定と同じようにアーカイブされたデータへのリンクの実装もアプリケーションに依存していますが、分散システム全体の統合は自動的に実行されます。
指定したオブジェクト ( たとえば販売) を介して第一画面を呼び出すと、このオブジェクトにリンクしているオブジェクトが表示されます ( 販売の場合は、購買発注、得意先見積り、得意先請求伝票など) 。最初のステップでは、初期オブジェクトに直接リンクしているオブジェクトのみが表示されます。このオブジェクトに他のオブジェクトがリンクしている場合、画面上にはシンボルで表示されます。このシンボルをクリックすると、他のリンクオブジェクトが表示されます。オブジェクトキー ( たとえば伝票番号) をダブルクリックすると、そのオブジェクトが表示されます。