用途
データディクショナリの構造では、表示したいデータの一部またはすべてが表現できないことがあります。この場合、項目カタログの項目を使用して出力テーブルの構造を記述する必要があります。
プロセスフロー
データディクショナリでは、テーブルデータ型
LVC_T_FCAT によって項目カタログが定義されています。項目カタログテーブルの各行には、出力テーブルの項目が記述されています。参照構造が DDIC に存在しているかどうかに応じて、各項目に対して項目カタログ構造の次の項目を書き込む必要があります。項目カタログの必須項目
DDIC 参照の ある出力テーブル項目 |
DDIC 参照の ない出力テーブル項目 |
説明 |
FIELDNAME |
FIELDNAME |
内部出力テーブルの項目名 |
REF_TABNAME |
DDIC 参照構造名 | |
REF_FIELDNAME |
DDIC 参照項目名 ( FIELDNAME 以外の場合に必要 ) | |
INTTYPE |
内部出力テーブルの項目の ABAP データ型 | |
OUTPUTLEN |
列幅 | |
COLTEXT |
列ヘッダ | |
SELTEXT |
レイアウトの列選択の列説明 |
パラメータ
IT_FIELDCATALOG を使用して項目カタログを受け渡します ( 図を参照 ) 。