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トランザクションと作業論理単位 文書を SAP ライブラリストラクチャに組み込む

普通の意味では、トランザクションとは論理的に1つの業務に属し、データの取得や処理を行うアクションをまとめたものです。トランザクションは、たとえば得意先一覧の生成、フライトの予約の登録、得意先への督促の送付など、自己完結型の手順を対象とします。ユーザの視点から見ると、トランザクションは論理単位です。

データの完全性と正確さはこの単位内で確保されます。通常、トランザクションの途中では、データには整合性がありません。たとえば、財務会計で金額を転送する場合、その金額を別の口座の貸方に記入するまえに、まず1つの口座から控除しなければなりません。2つの記帳の間の時点では、記帳しようとしている金額はどちらの口座にも存在しないので、データは整合性を欠いています。アプリケーションプログラマがトランザクションの最後でデータに整合性があることを知っていることが不可欠です。エラーが発生した場合には、1つの論理プロセスのなかで行った変更を取り消すことができるようでなければなりません。

R/3 システムでは、これに関してよく使用される用語が3つあります。

データベースの作業論理単位( LUW

データベース LUW は、データがつねに整合性を持つようにするためにデータベースが使用するメカニズムです。

SAP LUW

SAP LUW とは、ダイアログステップで構成される論理単位で、変更は1つのデータベース LUW でデータベースに書き込まれます。

SAP のトランザクション

SAP のトランザクションとは、トランザクションコードを使用して開始するアプリケーションプログラムです。 SAP トランザクションには1つ、または複数の SAP LUW が含まれることがあります。

このあと、これらの3つの用語をもっと詳しく説明します。

 

 

 

 

 

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