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CATS
ノートブック 
CATS ノートブック によって、企業の従業員はどこにいても勤務時間をノートブック ( ラップトップコンピュータ) に記録することができます。ノートブックでは、タイムレコーディングに SAP R/3 への接続を必要としません。CATS ノートブック は主として、出張が多く必ずしも常に SAP E/3 システムに接続できない従業員を対象としています。
CATS ノートブック ユーザは Web ブラウザで直感的なユーザインタフェースを使用して、勤務時間を記録することができます。ユーザはノートブックに勤務時間データを保存して、その後接続を設定できるようになったときに SAP R/3 にデータを転送することができます。
ユーザによって CATS ノートブック に記録された勤務時間データは、ユーザが選択した間隔で SAP R/3 と同期をとることができます。データが SAP R/3 に転送されるとすぐに、他のタイムシートユーザインタフェースで入力したデータレコードと同じように処理することができます。 CATS ノートブック は、タイムシートの他のユーザインタフェースと同じビジネスロジックおよび同じデータベーステーブル (CATSDB) を使用します。
CATS ノートブック での勤務時間の記録: 業務プロセス
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サブプロセス |
ロール |
ソリューション |
必要性 |
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勤務時間属性の登録 ( 指図、プロジェクトなど) |
管理者 |
SAP R/3 |
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勤務時間の記録 |
担当従業員 |
CATS ノートブック |
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データのリリース |
担当従業員 |
CATS ノートブック |
オプション |
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勤務時間の承認 |
勤怠管理担当者 |
SAP R/3 |
オプション |
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SAP R/3 の後続処理 ( 請求書の登録、従業員への支払など) |
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SAP R/3 |
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キ SAP R/3 システムはリリース 4.6C 以上であることが必要です。
キ リリース 4.6C にはサポートパッケージ SAPKH46C30 を導入する必要があります。
キ SAP R/3 Plug-In2002.1 をインストールする必要があります。SAP R/3 Plug-In については、service.sap.com/R3-plug-in にある SAP Service Marketplace を参照してください。
キ CATS ノートブック のインストールに必要なファイルが使用できる必要があります。これらの文書は、 service.sap.com/cats にある SAP Service Marketplace で参照することができます。
CATS ノートブック
とタイムシートの他のユーザインタフェースとのビジネス上の観点の相違については、
タイムレコーディングシナリオを参照してください。
ユーザインタフェースに関係なくあてはまる、タイムシートの統合に関する考慮事項については、
タイムシート
(CATS)を参照してください。
さらに、CATS ノートブック には特別の技術的な前提条件が適用されます。追加情報については、インストールを参照してください。
CATS ノートブック でのタイムレコーディングは、以下の機能を提供します。
キ 勤務時間属性および日付ごとに、時間または小数時間で勤務時間を入力することができます (0.25 時間 = 15 分) 。
キ CATS ノートブック では任意の数のデータレコードを変更または削除することができます。SAP R/3 に当初入力されたデータレコードにも同じことがあてはまります。
キ 選択した間隔で、入力されたデータレコードと SAP R/3 の同期をとることができます。同期では、まだリリースされていないデータレコードの転送も行われます。SAP R/3 は CATS ノートブック から転送されたデータレコードをチェックし、その結果をユーザのノートブックに送信して、必要に応じてユーザがエラーを修正できるようにします。
キ SAP R/3 のカスタマイジングおよびマスタデータの変更は、自動的に CATS ノートブック に転送されます。
キ ピッキングリストを使用して勤務時間属性を選択することも、ピッキングリストにまだ表示されていない新規の勤務時間属性をマニュアル入力することもできます。
キ データレコードを個別にリリースすることも、一度にすべてのデータレコードをリリースすることもできます。
キ 個々のデータレコードをダブルクリックして、詳細ビューにアクセスすることができます。
キ 詳細ビューの個々のデータレコードにテキスト ( 長) を入力することができます。SAP R/3 の SAP 拡張機能を使って、頻繁に使用するテキスト ( 長) の標準テキストを登録して、ノートブックに転送することができます。
キ カスタマイジングの設定では満たせないユーザ固有の要件に対応することができます ( 追加項目や特別のデータチェックなど) 。SAP R/3 では、このために SAP 拡張機能および Java インタフェースを使用することができます。
キ データ入力領域の 1 つまたは複数の行をカット、コピー、およびペーストすることができます。CATS ノートブック では、詳細ビューに入力するデータレコードの情報も考慮されます。
キ 他の従業員の勤務時間を入力することができます。
キ SAP R/3 のカスタマイジングで定義した、さまざまな項目選択を使用することができます。
キ 開始日付および終了日付を入力して、データ入力期間を選択することができます。
CATS ノートブック で実行されるチェックは、SAP R/3 に常にリンクされているタイムシートの他のユーザインタフェースで実行されるチェックほど範囲が広くありません。すなわち、同期の過程において、 CATS ノートブック が受信したデータレコードによって SAP R/3 でエラーメッセージが発生する可能性があります。
ただし、SAP R/3 で はユーザのノートブックにチェック結果が送信されるため、ユーザはデータを修正して、次の同期化の過程で正しいデータを SAP R/3 に転送することができます。
CATS ノートブック で使用できる標準チェックのほかに、CATS ノートブック にユーザ固有のチェックを導入することができます。そのためには、Java カスタマ拡張を使用します。CATS ノートブック のカスタマ拡張の追加情報については、カスタマ拡張を参照してください。
Donna Moore は管理コンサルタント業務を担当しており、さまざまな得意先のコンサルタントプロジェクトに携わっています。会社では、タイムシート (CATS) のさまざまなユーザインタフェースを使用しています。
固定された作業区で作業する、常に SAP R/3 に接続している従業員はmySAP ワークプレイスを経由して CATS レギュラー を使って勤務時間を記録します。Donna は通常、勤務時間中に SAP R/3 に接続できないため、この方法では記録できません。このため、Donna にとっては CATS ノートブック の方がはるかに実際的です。CATS ノートブック により、Donna は飛行機の上や汽車の中で勤務時間を記録して、その後接続を設定できるようになったときに SAP R/3 にデータを転送することができます。