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バックグラウンドの文書化  バッチインプットのエラー修正 文書を SAP ライブラリストラクチャに組み込む

バッチインプットを使用して旧データを転送する場合、トリガされるトランザクションはバックグラウンドで実行されます。エラーが見つからない場合は、転記が行われます。エラーが見つかった場合は、項目 エラーセッションの名称に入力した名称のバッチインプットセッションに、エラーのある取引が入れられます。このバッチインプットセッションを処理することにより、後でエラーのある取引を修正することができます。

すべての転送実行に対して統計値が登録されます。エラーの場合、( 各資産に対して) 発生した最初のエラーがログに記録されます。ログに記録されたエラーを選択することによって、エラーメッセージに対するテキスト () を照会することができます。

エラーの原因

プログラムの中断の原因となる、重大で包括的なエラーは以下のとおりです。

         インプットレコードに会社コードがない。

         インプットレコードに資産クラスがない。

         必要な資産クラスが、固定資産管理のカスタマイジングで定義されていない。

         番号範囲がぬけている。

         トランザクションコードがぬけている。

         想定外の (A でも B でもない) レコードタイプがある。

         項目取引の番号 (BALTD-BWCNT) が数字ではない。

         トランザクションコード AS92 ( 旧データの変更) による取引がある。

中断の原因となるエラー

エラーが発生する前に、データベースの更新が行われなかった場合、エラーによりプログラムが中断します。エラーが修正されると、転送実行が最初から再開されます。

ただし、資産がすでに処理されて中断の時点で更新が実行された場合、中断の原因に加え、処理済のデータレコードについてのログが生成されます。ここでは、以下の 2 つのことに注意してください。

         エラーセッション

中断の前に、レコードでエラーがすでに発生していた可能性があります。これらはエラーセッションに入っているので、再処理してください。

         繰返実行

未処理の最初のデータレコードのキーが、中断ログに表示されます。中断の原因を除去してください。中断が発生したレコードから始めて ( 発生したレコードを含めて) 、修正したデータレコードが入っているインプットファイルを登録してください。その後、プログラムにより、処理されていないレコードのみが入っている新規登録インプットファイルを処理できます。

別の方法として、固定資産管理の会社コードをリセットすることができます。会社コードをリセットする場合、すべてのデータレコードが入っている元のインプットファイルを使用できます。

テスト実行でも更新実行と同様に、フォアグラウンドのトランザクションフローオプションを使用してフォアグラウンドで取引を処理することができます。ただし、テスト実行では、一度に 1 つの取引しか表示できません。これは、実際の転記が行われないため、常に直前の取引画面で停止するからです。

注記

テスト実行中にさらに多くの取引を表示できるようにするには、取引を終了するときに このグラフィックは添付のテキストに説明されています  取消 を選択して、各取引を中止する必要があります (OK コード項目は空白です) 。表示されるダイアログボックスで、いいえを選択します。

 

 

 

 

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