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バックグラウンドの文書化  入力ファイルの設定規則 文書を SAP ライブラリストラクチャに組み込む

旧データを自動転送する場合、入力ファイルを登録するには、以下の規則を守らなければなりません

スラッシュ(/) を使用した転送しない項目の識別

転送すべきでない項目があります ( 資産クラスの初期値に指定される項目、値を持てないことになっている項目など) 。これらの項目を、空白のままにしておくことはできません。これらの項目には、スラッシュ (/) 記号を入力する必要があります。たとえば、領域 01 の償却キーを明示的に転送しないようにする場合は、AFASL01 にスラッシュ (/) を入力してください。

注意

入力ファイルに ( テキスト項目にも ) シャープ記号 (#) は使用しないでください。この記号はバッチインプットファイルの処理の際、制御フラグと解釈されます。

初期レコードレイアウト

入力ファイル設定のプログラムがABAP プログラムの場合、インクルードを使用してバッチインプットの項目を初期化できます。インクルード RAALTDI0 には、フォームルーチン BALTD_INIT が含まれます。このフォームルーチンは、BALTD 項目の第一ポジションにスラッシュ (/) が入っている BALTD フォーマット、つまりバッチインプットのための 初期レコードレイアウト で、レコードを登録します。性能上の理由から、このフォームルーチンは、転送プログラムを使用して転送されるどのレコードからも呼び出すことができません。代わりに、 初期レコードレイアウト を一度登録してください。そうすることによって、ヘルプ構成が可能です ( 例では、構造 GS_BALTD です)

注記

転送プログラム
...

TABLES: BALTD.

DATA: BEGIN OF GS_BALTD.
        INCLUDE STRUCTURE BALTD.
DATA: END OF GS_BALTD.

...

PERFORM BALTD_INIT USING GS_BALTD.

...

INCLUDE RAALTDI0.

...

ABAP ディクショナリ内のテーブル BALTD で変更が行われた場合、インクルード RAALTDI0 を調整する必要はありません

キーの取り扱い

トランザクションコードTCODE (AS91 ( 旧資産の登録)AS92 ( 旧資産の変更) 、または AS94 ( 旧資産の補助番号の登録)) で、バッチインプットを登録するトランザクションを入力してください。また、旧システムからの資産グループに対して、トランザクション AS81AS82 または AS84 を入力することができます。

トランザクションAS92 AS94 を使用しているときであっても、資産クラスを項目 ANLKL に必ず入力してください。

トランザクション AS92 を使用しているときは、変更する資産の資産クラスを ANLKL に入力してください。AS94 を使用して補助番号を追加する場合、資産番号に対する資産クラスを ANKL に入力してください。

資産クラスが数字の場合は、先行ゼロを使用して転送してください。

    資産クラス 1250 ==> BALTD-ANLKL = 00001250 ただし

    資産クラス AIB ==> BALTD-ANLKL = AIB    

項目 OLDN1 OLDN2 には、旧システムでの資産番号と補助番号を指定してください。取引を転送するのでない限り、これらの項目は新しい資産マスタレコードの登録に実際には必要ありません。ただし、これらの指定には、次の 2 つの理由があります。

    エラーが生じた場合、資産を旧システムでの番号を使用して識別できます。これは、エラーログ内に一覧された資産を明確に識別する唯一の方法です。旧システムでの番号は、転送実行を終了する際に特に重要です。この番号により実行再開に必要となるレコードが決定できます ( 転送実行 (実行可能性のテスト) を参照)

    入力ファイルは転送プログラムの実行前にキーに従ってソートされるため、新しい資産番号を内部で採番する場合は、旧資産番号による順序で割り当てられます。

項目 RCTYP にレコードタイプを指定してください。

    RCTYP = A マスタデータの場合 ( 転送構造 BALTD)

    RCTYP = B 取引の場合 ( 転送構造 BALTB)

取引の転送に関する特別事項

カスタマイジングで設定された転送日付が会計年度の末日でない場合、会計年度の始めから実行された取得取引も転送することができます。この場合、フォーマット BALTD のマスタデータだけでなく、フォーマット BALTB の取引データも転送することになります。

最終会計年度の決算後と転送日前に入力された取引は、転送することができます。ただし、自動転送できるのは取得取引に限られます。自動転送後、除却と振替転記をマニュアルで入力してください。取引タイプを入力する際、このことに注意してください。取引タイプグループの取引タイプカテゴリ 1 により、取得取引タイプを認識できます。下記の規則が、取引の転送に適用されます。

    旧資産番号: 資産に対して取引を正確に割り当てるために、項目 BALTD-OLDN1BALTD-OLDN2 が正しく入力されていることを必ず確認してください。

    取引のカウンタ項目: 項目 BALTD-BWCNT には必ず入力し、旧資産に対し転送された取引レコードの正確な数が含まれていることが必要です。たとえば、2 つの BALTB レコードが特定の資産に転送された場合、項目に BALTD-BWCNT = 0002 を入力してください。指定した資産に転送された取引が全くない場合は、項目に 0000 を入力してください。

    取引タイプ:  取得取引だけが転送可能なので、項目 BALTB-BWASL は取得取引タイプだけを使用して入力することができます。

    資産評価日 BALTB-BZDAT は、( カスタマイジングで指定したとおり) 会計年度開始日から旧データ転送日付までの期間内にあることが必要です。

    明細のある建設仮勘定については、資産評価日に関して以下が適用されます。

    過去の会計年度に取得された明細は、旧データに対する特別な取引タイプ (900910) を使用して転送する必要があります。この場合、資産評価日は入力しないでください。起算日は、現会計年度の 1 1 日に自動的に設定されます。

    現会計年度に取得された明細は、一般的な取得取引タイプ ( たとえば 100) を使用して転送できます。資産評価日として、会計年度の最初の日付と旧データの転送日の間の任意の日付を選択することができます。

    トランザクション AS92 に関する転送可能な取引はありません

資産データ転送ための償却領域の順序

以下は、4 つ以上の償却領域を転送する場合にのみ必要となります。

旧資産データの転送にのみ適用する、特別な順序を設定することができます。この順序は、旧データ資産転送トランザクションの 累計値画面および取引画面での償却領域の順序を定義します。固定資産管理のカスタマイジングで、会社コードごとに順序を設定します。性能上の理由により、他の領域から取得価額を取り込まない償却領域が最初に来るように、順序を決めてください。取引価額の転送について定義されている領域は、他の償却領域から ( 全部または一部の) 価額が直接取り込まれるため、このように順序を設定すると、資産データ転送取引でスクロールをあまりしなくて済みます。

正味簿価の転送

技術的な理由で、バッチインプットインタフェースを使用して、正味簿価を転送することは できません。それでも、旧システムから正味簿価を転送したい場合は、減価償却累計額が取得価額と正味簿価の差額として計算されるように、旧システムのインタフェースプログラムを設定する必要があります。このように設定すると、減価償却累計額と取得費用を R/3 システムに転送することができます。

マスタデータに対する取引構造 BALTD 内の項目 INVSLnn の取扱い

投資援助規準は、項目 INVSL01INVSL02 ... などに転送することができます。投資キーは、これらの項目に任意の順序で入力できます。ただし、項目 INVSL01 から始めて番号が途切れない順序で入力してください。

マスタデータに関する転送構造 BALTD 内の領域 -nn のブロックの完了

転送プログラムの実行中、入力できる転送レコードにある項目のみが転送されているかどうかを確認することは、特に重要です。

例

AFABE02 で指定されている償却領域は、 AFABE01 で指定されている償却領域からその取得価額を取り込みます ( オプション取得価額の同一転送は、償却領域の定義内に設定されています ) 。その結果、累計取得価額の該当する項目は、トランザクション AS91 による入力には使用できなくなります。つまり、項目 KANSW02 は転送されません ( スラッシュ (/) 記号は、項目 KANSW02 の最初の位置にあります。上記参照 )

したがって、各会社コード、資産クラスおよび取引に対して 1 つの転送トランザクションをオンラインでご覧になることをお奨めします。そうすると、入力準備が整った項目を見ることができます。

転送レコードを設定すると、償却領域画面上および転送トランザクションの値画面上で償却領域の順序を無視することができます。たとえば、領域 20 が、トランザクション AS91 の値画面の値で 4 番目の領域に指定されていても、領域 20 AFABE01 にあります。

注意

項目 AFABEnn ( 償却領域 ) の内容は、会社コード間または資産クラス間に違いがあってはなりません。これは次のような場合に特に重要です。

資産クラスの中には、投資援助キーのある資産とない資産の両方を含めることができます。 AFABEnn 内に投資領域が指定されている場合、領域 -nn の他の項目に何も転送されていなくても、投資援助キーのない資産に対し、 AFABEnn には同じ内容を指定してください。たとえば、投資領域 51 BALTD-AFABE04 に転送される場合、項目 AFABE04 = 51 を投資補助金のない資産にも設定する必要があります。ただし、領域 -nn に対するブロック内の他の項目すべてに、最初の位置にスラッシュ (/) を入力してください。

AS92 を使用して項目を変更する場合は、対応するレコード内で領域 -nn の項目が全く変更されないときでも、 AFABEnn の内容は常に同じにしてください。

さらに、領域-01 から領域-08 までのブロックに入力するときは、次の規則に従ってください。

項目 AFABEnn = / ( スラッシュ) を設定する場合、転送プログラムで、AFABEmm ( ここで mm >= nn) の後続するすべてのブロックに対し、追加の項目を転送しないようにする必要があります。

したがって、転送される償却領域は、領域-01 から始めて、連続した途切れのないブロックの順序で転送してください。またこの場合、特定の償却領域が特定の資産に転送されなくても、項目 AFABEnn の内容は ( 会社コードまた資産クラスごとに) 常に同じにしてください。

 

 

 

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