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計画の通貨 
通貨は、計画値と実績値の両方に対して更新することができます。管理領域において複数の通貨を使用できるようにする必要があります。
次の通貨を計画することができます。
キ 管理領域通貨
キ 対象通貨
キ 取引通貨
キ ユーザ選択の通貨
管理領域の管理区分ですべての通貨を選択したかどうかに関係なく、管理領域通貨は必ず使用されます。
原価センタなど、特定の計画対象のマスタデータに対象通貨を指定します。対象通貨と取引通貨は、該当する会計年度の管理領域で すべての通貨を選択した場合にのみ有効です。
取引通貨として、許可されている任意の通貨を選択することができます。起算日と換算レートタイプは、必ずそのバージョンの会計年度依存データから誘導されます。
管理領域通貨、対象通貨、または取引通貨での計画に加え、ユーザ選択の通貨で計画することもでき、またユーザ計画値をユーロなどへ換算することもできます。ユーザ定義可能通貨は、原価要素計画の計画レイアウトの追加列または行に挿入した後、この通貨を照会または更新することができます。

活動投入量に対する 2 つの計画充足の間で換算レートの変更が行われた場合、( たとえば、ユーロ切換えの理由で) 、レシーバおよびセンダが同じ通貨を使用している場合であっても、このことによってレシーバとセンダの対象通貨の値が大きく異なる結果となることがあります。
これは、換算レートの変更時に再評価が行われないためです。
データ不整合を起こさないためには、バッファとして新規バージョンを登録して、それに価格をコピーし、次にこの価格を再度元のバージョンにコピーします。
統合計画されない指図やプロジェクトに対する価格だけでなく、対象もコピーする必要があります。
ユーザ定義通貨の計画値では、以下のキー数値を使用することができます。
キ 計画固定費
キ 計画変動費
キ 計画総原価
キ 実績総原価
計画レイアウトに適切な行または列が存在する場合は、マニュアル計画の第一画面でユーザ定義通貨を設定することができます。 設定 → ユーザ定義通貨 を選択してください。

ユーザ定義通貨を使用すると、以下の属性を指定することができます。
キ 通貨
キ 換算レートタイプ
キ 換算の起算日
通貨を指定しない場合は、管理領域通貨が使用されます。換算レートタイプを指定しない場合は、会計年度に依存するバージョンパラメータから、換算レートタイプと起算日が誘導されます。
ユーザ定義通貨の初期値は、原価センタ会計または活動基準原価計算のカスタマイジングで設定することができます。 計画 → マニュアル計画 → 定義: ユーザ定義の計画プロファイル を選択します。
関連するSET/GET パラメータを、ユーザパラメータとしてユーザマスタデータに定義することもできます。
管理領域の管理区分ですべての通貨を選択したかどうかに関係なく、管理領域通貨をユーザ定義通貨へ、またはその逆に換算されます。
転記の発生時には、ユーザ定義通貨はデータベースへは書き込まれません。
計画レイアウトで特性として取引通貨を使用しない場合は、次のようになります。
キ 新しく登録される計画レコードには、自動的に対象通貨が使用されます。
キ リリース 4.0 では、原価が別の取引通貨で更新された場合でも、管理領域に累計された計画原価と実際原価、およびすべてのデータレコードに関連する対象通貨が更新されます。
これらの累計原価を変更すると、このタイプのレコードがすでに存在する場合には、( 対象通貨に対応して) 取引通貨が更新に使用されます。レコードが存在しない場合は、データベースで最初に検出された取引通貨で更新が実行されます。
特性 " 取引通貨" を使用している計画レイアウトには、キー数値 " 取引通貨の実際原価" のみを含めることができます。
取引通貨で計画した場合、計画プロセス中に、計画データが原価センタ通貨および管理領域通貨に自動的に換算されます。
異なる通貨で計画すると、計画結果は常に取引通貨、対象通貨、および管理領域通貨で保存されます。

原材料を原価センタ4210 に日本円 JPY で計画するとします ( 原材料は日本から調達され、日本円で請求されます) 。ただし、人件費は US ドル USD で計画するとします。
以下の場合が考えられます。
1. USD のみで計画する場合
取引通貨として USD を指定します。
2. JPY のみで計画する場合
取引通貨として JPY を指定します。
3. 両方の通貨で計画する場合
アスタリスク (*) を入力します。