機能領域への転記 

用途

このプロセスでは、 Enjoy トランザクションを使用して仕入先請求書を入力します。転記は、 1 つの画面で実行されます。

費用は原価センタ 1000 に請求されます。この原価センタは、管理費の原価センタタイプ 4 に割り当てられています。代入ルールを使用すると、原価要素カテゴリが読み込まれ、伝票の初期値として機能領域 0400 ( 総務 ) が自動的に挿入されます。

これは、伝票の転記時に、代入によって機能領域がどのように決定されるのかを示す単純な例です。機能領域の説明を含まない売上原価法会計のプロセス指向の例を必要とする場合は、導入で一覧表示されているプロセスを参照してください。

手順

  1. トランザクションを以下のように呼び出します。
  2. メニューパス

    会計管理 財務会計 買掛金管理 伝票入力 請求書

    トランザクションコード

    FB60

    仕入先請求書入力画面が表示されます。

  3. 環境 会社コード設定を選択します。ダイアログボックスで、ヨーロッパの場合は会社コード 1000 を、北米の場合は会社コード 3000 を入力します。 を選択します。
  4. ワークテンプレートを選択し、登録バリアント 原価センタありを選択します。
  5. 基本データタブページで、以下のデータを入力します。
  6. 項目

    ヨーロッパ

    北米

    仕入先

    1000

    3000

    請求書日付

    本日日付

    本日日付

    転記日付

    本日日付

    本日日付

    金額

    100

    100

    通貨 / レート ( 初期値設定済 )

    DEM

    USD

    税額計算

    X

    X

    税コード ( 初期値設定済 )

    VO

    I0

    G/L 勘定

    474100

    474100

    D/C ( 初期値設定済 )

    借方

    借方

    金額

    100

    100

    税コード

    VO

    I0

    原価センタ

    1000

    1000

    勘定 474100 は原価要素として定義されているので、 CO 対象に割り当てる必要があります。したがって、追加勘定割当 ( この例では原価センタ 1000) が必要になります。

  7. を選択します。
  8. 仕入先の住所が表示されます。また、その仕入先の未決済明細と銀行明細も参照することができます。

  9. シミュレーションを選択します。
  10. 伝票概要画面で、伝票明細の転記を確認することができます。

  11. を選択します。
  12. 概要ツリーが表示されるまで を選択します。