勘定の外貨評価 : 評価の実行 

用途

現在は、月末であるとします。モデル会社の残高を外貨で評価し、必要に応じて評価から利益または損失を損益計算書に転記します。

このため、評価を実行して必要な調整転記を自動実行するためにレポートが用意されています。

手順

  1. トランザクションを以下のように呼び出します。
  2. メニューパス

    会計管理 財務会計 総勘定元帳 定期処理 決算処理 評価 棚卸資産の外貨評価

    トランザクションコード

    F0.06

  3. 基準日において外貨にて管理される G/L 勘定コードの評価画面で、以下のデータを入力します。
  4. 項目

    ヨーロッパ

    会社コード

    1000

    基準日

    現在の月の末日

    通貨タイプでの評価

    10

    方法

    DEMO

    バッチインプットセッション登録

    選択

    バッチインプットセッション名

    自分のユーザ名または別の認識名

    転記日付

    現在の月の末日

    伝票日付

    現在の月の末日

    会計期間

    現会計期間

    方法 DEMO は、外貨で残高を評価する方法を表します。 IDES システムでさまざまな方法を定義しました。 DEMO 方法では、 低価法が使用されます。評価差額が費用を表す場合 ( すなわち、換算レート差損益による損失 ) は、この方法でのみ出力されます。

    転記をまったく行わずに評価を実行する場合は、バッチインプットセッションを希望しない項目を選択します。

  5. を選択します。 基準日において外貨にて管理される G/L 勘定コードの評価画面が表示されます。
  6. システムでは、事業領域別に勘定の評価を示すログが出力されます。事業領域 9900 の評価差額を確認してください。転記は登録されていません。

    前のレートよりも低い換算レートを入力すると、差額は計算されません。この場合、評価では換算レート差損益の損失ではなく利益が計算されます。低価法を使用しているので、利益は転記されません。

  7. 一覧 印刷を選択します。
  8. 画面出力印刷画面で、以下のデータを入力します。
  9. 項目

    データ

    出力デバイス

    コンピュータに接続されているプリンタ

    即時印刷

    選択

    出力後削除

    選択

    新規スプール依頼

    選択しない

  10. 続行を選択します。
  11. ログは、印刷のためにプリンタに送信されます。

  12. 概要ツリーが表示されるまで を選択します。