見越 / 繰延 : 反対仕訳転記の実行 

用途

翌会計年度の始めに、見越 / 繰延転記の反対仕訳を行う必要があります。この反対仕訳では、 1 月および 2 月についての賃貸料に金額を転記します。このアクティビティでは、 3,000.00 DEM を賃貸量の費用勘定に反対仕訳転記します。

手順

  1. トランザクションを以下のように呼び出します。
  2. メニューパス

    総勘定元帳ノードから、定期処理 決算処理 評価 反対仕訳 : 見越 / 繰延伝票

    トランザクションコード

    F.81

  3. 見越の反対仕訳 : 第一画面で、以下のデータを入力します。
  4. 項目

    データ

    会社コード

    1000

    伝票番号

    前プロセスの見越伝票の伝票番号

    テスト実行

    選択

    通常は、複数の伝票を選択します。この例では、 1 つの転記のみを反対仕訳します。このため、他のユーザのデータセットが変更されることはありません。

  5. を選択します。
  6. 反対仕訳される伝票がログに記録されます。

  7. 反対仕訳実行を選択します。
  8. 反対仕訳伝票の伝票番号が見越伝票の下に表示されます。

  9. この伝票番号を書きとめておきます。
  10. 概要ツリーが表示されるまで を選択します。
  11. トランザクションを以下のように呼び出します。
  12. メニューパス

    総勘定元帳ノードから、伝票 照会を選択します。

    トランザクションコード

    FB03

  13. 伝票照会 : 第一画面で、以下のデータを入力します。
  14. 項目

    データ

    伝票番号

    ステップ 5 で控えておいた反対仕訳伝票番号

    会社コード

    1000

    会計年度

    2001

  15. を選択します。
  16. 先ほど転記した伝票が表示されます。仕訳は以下のようになります。

    ・ 借方 : 勘定 470000 ( 建物賃貸料 ) 3,000.00 DEM

    ・ 貸方 : 勘定 98000 ( 見越収益 ) 3,000.00 DEM

    費用明細の場合、反対仕訳では金額が貸借対照表 ( 資産項目 ) から、損益計算書に振り替えられます。

    転記日付は、反対仕訳伝票で反対仕訳日付として入力した日付になります。

  17. 概要ツリーが表示されるまで を選択します。