見越 / 繰延 : 賃貸料の入力 

用途

Enjoy トランザクションという 1 つの画面で、仕入先請求書を登録します。保管場所の賃貸料を入力します。現在の月と後続の 2 ヵ月それぞれについての賃貸料の支払期日は、 3 月、 6 月、 9 月、および 12 月の 1 日です。

この例では、現在日付は 12 1 日です。したがって賃貸料は、現会計年度については 12 月、翌会計年度については 1 月と 2 月に入力されます。

手順

  1. トランザクションを以下のように呼び出します。
  2. メニューパス

    会計管理 財務会計 買掛金管理 伝票入力 請求書

    トランザクションコード

    FB60

    仕入先請求書入力画面が表示されます。

    環境 会社コード設定を選択します。会社コード設定ダイアログボックスが表示されたら、 1000 を入力して を選択します。

  3. ツリーオンを選択します。
  4. 基本データタブページで、以下のデータを入力します。
  5. 項目

    ヨーロッパ

    仕入先

    1570

    請求書日付

    現会計年度の 12 1

    転記日付

    翌会計年度の 1 12

    会社コード

    1000 (IDES AG Frankfurt)

    金額

    4500 ( 売上税込みの総額 )

    通貨 / レート ( 初期値設定済 )

    DEM

    税額計算

    X

    税コード

    V0

    テキスト

    フランクフルトの保管場所の賃貸料 /12 月から 2

    テーブル

     

    G/L 勘定

    470000

    D/C ( 初期値設定済 )

    借方

    金額

    4500,-

    税コード

    V0

    事業領域

    1000

    原価センタ

    4220

  6. シミュレーションを選択します。
  7. 伝票日付が将来の日付であるというメッセージが表示されます。 を選択します。

    伝票概要画面で、入力した伝票が表示されます。仕訳は以下のようになります。

    ・ 借方 : 勘定 470000 ( 建物賃貸料 ) 4,500.00 DEM

    ・ 貸方 : 勘定 1570 3 ヵ月分の賃貸料 ( 買掛金 ) 4,500.00 DEM

    勘定 470000 は原価要素として定義されているので、 CO 対象に割り当てる必要があります。したがって、追加勘定割当 ( たとえば原価センタ 1000) が必要になります。

  8. を選択します。
  9. 伝票番号を書きとめます。この番号は次のトランザクションで使用します。
  10. 概要ツリーが表示されるまで を選択します。