これらのトランザクションの多くでは、未決済明細を必要とします。システムで未決済明細を必ず利用できるようにするために、決算プログラムを開始する前に売掛金管理
/ 買掛金管理で簡単な請求書をいくつか入力しておいてください。このためには、以下のような種類の伝票を入力する必要があります。
・ 仕入先請求書を登録し、前払費用に転記を行えるようにします。
・ 外貨による現金勘定への銀行取引を登録し、勘定の外貨評価を実行できるようにします。また、換算レートを更新して、評価中に差損益が決定されるようにします。
・
MM で購買発注および入庫を登録し、入庫 / 請求仮勘定の分析の一部として調整転記を入力できるようにします。これ以外にも未決済明細がすでにシステムに存在している場合、それらが選択基準を満たしていれば、上の明細と同様に評価したり、おそらくは振替転記も行うことができます。
売掛金
/ 買掛金、および一般転記は、 Enjoy イニシアティブの一部として 1 画面トランザクションで入力することができます。仕入先請求書として、会社コード
1000 には税コード AN (16%) が、会社コード 3000 には税コード S1 が自動的に提案されます。また、ワークテンプレートとして使用される事業領域または原価センタとともに、画面バリアント
( トランザクションバリアント ) も登録しました。ここで関連する列は、勘定コード、転記キー、金額、伝票通貨、および原価センタまたは事業領域です。最もよく必要とされる入力項目は、最初のタブページに表示されます。