用途
支払提案一覧を使用すると、支払のテスト実行を行うことができます。支払が計画されている明細や支払が保留されている明細を確認することができます。この一覧から、当初支払が計画されていた明細を保留にしたり、保留されていた明細の保留を解除することができます。支払プログラムを実行すると、この支払提案にもとづいて支払が行われます。
手順
項目 |
データ |
開始日 |
本日日付 |
自動支払処理 : ステータス画面上のステータスは、提案は実行可能ですになっています。
提案ログは、テスト実行の評価に使用されます。提案ログでは、仕入先請求書明細に問題があるかどうかを調べるのに役立ちます。問題がなければ、ログには提案された転記伝票も表示されます。この転記伝票は、実際の支払実行で生成されることになります。
各伝票について取引銀行と支払方法がチェックされ、支払が可能かどうかが示されます。支払伝票を生成できない場合はエラーメッセージが表示されます。
その理由としては、パラメータで選択された仕入先を決済することができないなどが考えられます。支払提案一覧では、仕入先が他の支払提案一覧によってブロックされているかどうかが示されます。つまり、他のユーザが同時にこの処理を実行しようとしています。
このような場合には、まず生成された支払提案一覧を削除し、その後でパラメータを削除します。他のユーザがこの処理を終了したら、再び最初から開始します。
項目 |
データ |
出力デバイス |
使用しているプリンタ |
CATT を使用して生成された請求書のうちの 2 つが保留キー R で ( ヨーロッパ ) 、または 1 つが保留キー A で ( 日本 ) 保留されています。これは、請求書は転記されたけれども入庫がまだ転記されていないためです ( ヨーロッパ ) 。保留されているのは、以下の仕入先の請求書です。
項目 |
ヨーロッパ |
日本 |
仕入先 |
1005 |
5004 |
他の請求書にも保留キー
R または A が付いていて支払ができないことがあります。これらの請求書は、他の IDES ユーザによって入力されているもので、支払提案一覧の生成時に取り込まれます。支払提案編集
: 支払画面の一覧には、 2 種類の行があります。一方の行には、金額、仕入先や取引銀行についての情報が表示されます。この金額は、取引銀行によって支払われる仕入先請求書すべての合計金額を表します。
もう一方の行は例外行です。例外とは、保留されているかエラーがあるために決済できない明細を示します。
項目 |
ヨーロッパ |
日本 |
仕入先 |
1005 |
5004 |
支払提案編集
: 未決済明細 画面に、保留されている請求書の一覧が表示されます。項目 |
ヨーロッパ |
日本 |
支払方法 |
S ( 小切手 ) |
T ( 国内銀行振込 ) |
取引銀行 |
1000 |
5100 |
口座 ID ( 取引銀行の次の項目 ) |
1000 |
5100 |
支払提案編集
: 未決済明細が表示されます。日本で編集した明細については、未決済明細の金額から源泉徴収税の金額を除いた金額が支払金額になります。