用途
商品の購買発注に対して支払われた前払金は、有効化されなければなりません。前払金の転記では、システムによって自動的に貸借対照表の資産側に転記が行われます。
手順
メニューパス |
会計管理 → 財務会計 → 買掛金管理 → 勘定コード → 照会 / 変更 : 明細 |
トランザクションコード |
FBL1N |
項目 |
データ |
仕入先 |
1006 |
全明細 |
選択 |
特殊仕訳取引あり |
選択 |
前払金および前払金請求に関連する伝票が、仕入先明細照会画面に表示されます。転記した前払金請求は、決済明細とみなされます。
伝票照会
: 明細 ... 画面に、仕入先明細が表示されます。統制勘定 159000 が G/L 勘定項目に示されます ( 他前払 - 流動資産 ) 。この場合、仕入先統制勘定は買掛金勘定
160000 ( 仕入先マスタレコードに入力された勘定 ) ではなく勘定 159000 となり、貸借対照表の資産側 ( 流動資産 ) に割り当てられます。 を選択します。伝票概要画面で、転記は以下のように表示されます。
・ 貸方
: 勘定 113101 ( 銀行勘定 )・ 借方
: 勘定 1006 ( 仕入先 / 統制勘定 159000)・ 貸方
: 勘定 154000 ( 仮払消費税 )・ 借方
: 勘定 159010 ( 仮払消費税決済 )これらの転記の決済はこの後の取引において、商品が倉庫に到着し、仕入先請求書が転記された後で行います。