振替 

目的

振替は、資産が不適切な資産クラス、すなわち不正確な勘定コードに割り当てられている場合に必要となります。また、振替は、資産が異なる事業領域に割り当てられている場合、または資産の一部が除却されてその金額変更が別に追跡される場合にも必要です。

関連会社への資産の売却は、関連会社間資産振替と呼ばれます。

前提条件

この IDES プロセスでは、 " " 資産を使用します。他のユーザがすでにこのプロセスを実行している場合は、そのユーザが全部振替を行ったために旧資産がゼロに設定されている可能性があります。そのため、資産価額をチェックして、必要であれば資産振替を反対仕訳する必要があります。

プロセスフロー

このプロセスに関するデータは、 にあります。

  1. 資産の残存簿価をチェックするには、 資産エクスプローラでの資産の照会を行います。残存簿価がゼロである場合は、最初に 資産転記の反対仕訳を行う必要があります。
  2. 振替を行うためには、新規割当を含む新しい資産が必要です。このシナリオでは、割当を資産クラスに変更します。償却パラメータなどの他のエントリは同じままです。したがって、 参照を使用した資産の登録を行うことができます。
  3. この時点では、マスタデータの処理を行っただけです。資産価額を 1 つの資産から別の資産に切り替えるには、 振替の実行を行います。
  4. 両方の資産価額を分析するには、 資産エクスプローラでの資産の照会を行います。除却は、元の資産について転記されています。新しい資産では、計画値、および除却される資産の関連する減価償却が記録されます。
  5. このプロセスを繰り返して行うことができるようにするために、 資産転記の反対仕訳を行ってください。