分析ツールを使用すると、以下のことが行えます。
分析ツールへは、チェック変更
/ 代入変更 : < チェック / チェック名 > 画面で、 環境 → チェック / 代入分析を選択してアクセスします。チェック
/ 代入の有効化チェック / 代入の有効化画面が表示されます。
選択したアプリケーションコンポーネントに関連する有効化処理が呼び出されます。
特別目的元帳
または固定資産管理のアプリケーションコンポーネントを選択した場合、ダイアログボックスが表示されて、追加情報を入力するよう求められます。選択 : 特別目的元帳ダイアログボックスで、ローカル元帳またはグローバル元帳のどちらの有効化画面にアクセスするかを指定します。選択 : 固定資産管理ダイアログボックスで、マスタデータまたは取引データのどちらの有効化画面にアクセスするかを指定します。メッセージ使用の照会
メッセージ使用
オプションを使うと、特定のユーザ定義メッセージが使用されているチェック ( 複数可 ) を判別することができます。財務会計で伝票を転記する際に、次のメッセージが表示されたとします。
ユーザ
JONES は勘定コード 100000 に転記できません(
メッセージ ID = Z1 003)これはユーザ定義のメッセージで
( Z はユーザ定義のシステムメッセージ用の命名規則 ) 、チェックによってこのメッセージが生成されたことを示しています。メッセージ使用オプションを使うと、メッセージクラス
(Z1) とメッセージ番号 (003) を入力して、このメッセージが使われているチェックを特定することができます。システムによって、上記のメッセージを生成した可能性のあるチェックの一覧が表示されます。システムメッセージが使用されているチェックを調べるには、次の手順を行ってください。
メッセージ番号入力ダイアログボックスが表示されます。
チェック / 代入 : チェックでのメッセージ使用画面が表示されます。指定したユーザ定義のメッセージが使用されているチェックの一覧が表示されます。
チェック定義は、編集 → チェック照会機能を使って照会することができます。
代入項目の照会
代入項目
オプションは、特定の次元値を置換するために使用された代入を検索するときに使用します。伝票を特別目的元帳に転記するとします。転記伝票を照会する場合、原価センタ項目には、転記の際に入力した元の値は含まれません。
代入項目オプションを使うと、原価センタ項目の名称を入力して、入力した値を置き換えるために使われた代入を確定することができます。元の原価センタ値を置き換えるために使用された可能性のある代入の一覧が表示されます。
特定の次元値を置き換えるために使われた代入を検索するには、次の手順を行ってください。
テーブルおよび項目入力ダイアログボックスが表示されます。
チェック / 代入 : 代入項目一覧画面が表示され、入力したテーブルおよび項目名に定義されている代入の名称が一覧表示されます。
代入定義は、編集 → 代入照会機能を使って照会することができます。
ABAP
プログラムの再生成チェック、代入、およびルールでは、実行中
( 例えば転記中 ) に、以下の自動生成された ABAP プログラムを使用します。GBAAAAAA
GBS<cc>SET
GBT<cc><aa>0
cc
は 2 桁のクライアントコード、 aa はアプリケーションエリア ( 例えば "FI" は財務会計 ) を表します。 2 桁のクライアントコードは、汎用モジュール G_CLIENT_DECODE のテスト実行を使用してデコードすることができます。このプログラムの使用中に問題
( 構文エラー、または PERFORM_NOT_FOUND などの実行時エラー ) が発生した場合は、プログラムの生成をトリガしてください。これを行うには、メニューから 編集 -> ABAP 再生成を選択します。上記のうち後の 2 つのプログラムについては、この操作をクライアントごとに行います。