--> ( 条件付 ) の使用 

--> ( 条件付 ) 演算子を使う場合、 2 つの命令が互いに依存して命令の真理値を決定します ( "IF A, THEN B") 。ただし、 2 番目の命令が真、または 1 番目の命令が偽の場合、組み合わせ真理値は真となります

1.

(1 = 1) --> (2 + 4 = 6) ( )

2.

(2 + 2 = 4) --> (10 < 6) ( )

3.

(10 < 6) --> (2 +2 = 4) ( )

4.

(10 < 6) --> (2 + 3 = 4) ( )

以下は、 --> ( 条件付 ) 演算子の真理値テーブルです。

 

真理値テーブル --> ( 条件付 )

命令 A

命令 B

A --> B

 

FI-SL アプリケーションコンポーネントでは、第 1 命令にもとづいて第 2 命令が真であることを ( データが使われる前に ) 調べる場合に、 --> ( 条件付 ) 演算子を使います。

次の図では、取引を元帳への転記に使うかどうかを決定するために、 --> ( 条件付 ) 演算子の真理値テーブルが使われています。

取引の勘定コードが 500000 である場合、原価センタが 150 であるかどうかがチェックされます。原価センタが 150 でない場合、組み合わせ命令は偽となり、データは元帳に転記されません。原価センタが 150 である場合、組み合わせ命令は真となり、データは元帳に転記されます。

取引の勘定コードが 500000 でなく、かつ原価センタが 150 でない場合、組み合わせ命令は真となり、データが転記されます。取引の勘定コードが 500000 でなく、原価センタが 150 である場合、組み合わせ命令は真となり、データが転記されます。