OR (
論理和 ) の使用
OR (
論理和 ) 演算子を使う場合、組み合わせ命令が真となるためには、論理式の少なくとも 1 つが真でなければなりません。
1. |
ロサンジェルスはカリフォルニアの都市である OR (2 + 2 = 4) ( 真 ) |
2. |
ロサンジェルスはカリフォルニアの都市である OR (10 < 6) ( 真 ) |
3. |
(10 < 6) OR ロサンジェルスはカリフォルニアの都市である ( 真 ) |
4. |
ロサンジェルスはテキサスの都市である OR (10 < 6) ( 偽 ) |
次の表は、
OR ( 論理和 ) 演算子の真理値表です。
命令 A |
命令 B |
A OR B |
真 |
真 |
真 |
真 |
偽 |
真 |
偽 |
真 |
真 |
偽 |
偽 |
偽 |
FI-SL
アプリケーションコンポーネントでは、データを使う前に少なくとも 1 つの命令が真であることを確認するために、 OR ( 論理和 ) 演算子を使います。次の図では、取引データを代入するかどうかを決定するのに、
OR( 論理和 ) 演算子の真理値表を使っています。
取引が勘定コード
500000 であるか、原価センタが 150 の場合、組み合わせ命令は真となり、データが代入されます。取引が勘定コード 500000 でなく、同時に原価センタが 150 でもない場合、組み合わせ命令は偽となり、データは代入されません。