ルールについて 

ルールは、前提条件、チェック、または他のルールで使うことのできるブール論理式です。ルールによって、頻繁に使われるブール論理式を、ルール名で参照することができます。

RULE1 AND COBL-BLART <> SB

この例では、ルールは RULE1 と命名されています。この命令が処理される場合、まずルール RULE1 が処理され、次に伝票タイプが SB でないことがチェックされます。

ルールを登録するには、次の操作を行ってください。

  1. ルール名を入力します。
  2. この名称に使える文字数は、 11 文字以下です。

  3. FI-SL システムにおけるブール論理式の登録に示されたルールにしたがって、命令を登録します。
  4. リリース 4.0A では、ルール命令の直接入力および論理式ビルダによって入力ができるようになりました。

    論理式ビルダで命令を入力する場合、リリース 4.0A の新しい構文ルールが使われます。詳細は、 ブール論理式の構文ルールおよび 論理式ビルダを参照してください。

    命令を直接入力する場合は、 3.0 または 3.1 のバージョンで使われていた古い構文ルールを使用 してください。詳細は、 ブール論理式の旧構文ルールを参照してください。

  5. ルールを別の命令に入力します。

RULE1 OR GLT1-RACCT IN ACCOUNTS

ルールは、次のような場合に使用できます。

元帳選択でルールを使用する場合の詳細は、 FI-SL マスタデータ: 特別目的元帳を参照してください。

ロールアップでルールを使用する場合の詳細については、 ロールアップの登録を参照してください。

レポートライタでルールを使用する場合についての詳細は、 選択条件の定義を参照してください。

ルールをチェックと代入で使う際には、そのルールが登録するチェック / 代入と同じブール論理クラスに属している必要があります。ブール論理クラスについての詳細は、 ブール論理クラスを参照してください。