ルール更新画面が表示されます。左側の管理領域で、必要なアプリケーションエリアのノードを展開します。次に必要な呼出位置のノードを展開します。
このノードには、指定したアプリケーションエリアおよび呼出位置に登録された、チェックとルール両方の一覧が含まれています。ここからルールの処理
( 登録 / 照会 / 変更 / 削除 ) を行うこともできます。代入登録 : 新規代入 ( ヘッダデータ ) 画面が表示されます。
権限グループを入力して、このチェックを処理することのできるユーザの数を制限することもできます。
この入力でよければ、 ENTER を押します。
既存のルールをコピーしてルールを登録したい場合は、管理領域で対応する呼出位置を選択し、参照に使用するルールを指定します。システムの画面領域が両方とも入力可能な状態になったら、ルール → コピーを選択します。上記ステップ 3 のデータを入力します。
この場合、そのチェックには、登録中のチェックと同じブール論理クラスが必要です。
伝票全体のデータをチェックできるマトリクスチェックを登録する場合は、財務会計
(FI) 、制度連結会計 (FI-LC) 、連結会計 (EC-CS) で、呼出位置コード 0003 を使います。次の表に、アプリケーションエリア / 呼出位置の組み合わせの入力例を示します。
アプリケーションエリア |
呼出位置 |
説明 |
CO |
0001 |
伝票明細 |
GL |
0001 |
伝票ヘッダ |
FI |
0001 |
伝票ヘッダ |
チェック登録 : < 代入名 > ( ヘッダデータ ) 画面が表示されます。
追加機能 チェック登録 : < チェック名 > ( ヘッダデータ )
選択 |
機能 |
チェック → 登録 |
チェックを登録します。 |
チェック → 選択 |
チェックを選択します。ルールを選択します。選択したルールに対応するノードが自動的に展開します。確認プロンプトで選択の変更を行うことができます。 |
チェック → コピー |
指定されているチェックをコピーして新規チェックが登録されます。 |
チェック → 変更 |
変更モードに切り替えます。 |
チェック → 表示 |
照会モードに切り替えます。 |
チェック → 保存 |
チェックを保存します。 |
編集 → ステップ |
新しい ( 空の ) ステップを挿入します。すでにステップが登録されている場合、新規ステップは最後に挿入されます。 |
補足 → 論理式項目一覧 |
チェックに使える有効な項目の一覧を照会します。これらの項目は、チェックのブール論理クラスによって決定されます。 |
補足 → 代入項目 ... |
代入で変更できる有効な項目の一覧を照会します。 |
補足 → ルール一覧 |
新規登録された代入に使えるチェックを一覧表示します。 |
補足 → セット一覧 |
システムに登録済みのセットを一覧表示します。追加情報については、 セット一覧の照会を参照してください。 |
補足 → トレースオン |
トレース機能をオンにします。伝票転記の際にチェックが呼び出され、代入に使われるデータが表示されます。この機能を使うと、チェック定義で考えられるエラーを診断することができます。追加情報については、 チェック / 代入 / ルールのトレースを参照してください。 |
補足 → トレースオフ |
トレース機能をオフにします。 |
補足 → 使用 |
チェックが現在使われている位置を照会します。 |
環境 → ルール更新 |
ルールの登録 / 変更 / 照会を行います。ルールの一覧を含むノードを選択します。 |
環境 → ルール登録 |
ルールを登録します。 |
環境 → ルール選択 |
ルールを選択します。 |
環境 → メッセージ更新 |
メッセージとメッセージクラスを登録 / 変更 / 照会する。 |
この画面では、以下の追加機能を使用することができます。
編集 → ステップ |
処理中のステップの前に直接新規ステップを挿入します。 |
編集 → ステップコピー |
処理中のステップと同じ内容の新規ステップを挿入します。 |
編集 → ステップ削除 |
ステップを削除します。 |
ジャンプ → ヘッダ |
代入ヘッダデータに戻ります。 |
前提条件命令が偽の場合、入力値はチェック対象に選択されず、トランザクションが続行されます。前提条件命令が真の場合、入力値はチェック項目に入力されたチェック明細と照合されます。
論理式ビルダには、チェック、代入、およびルールに論理命令を入力するための使いやすいインタフェースが用意されています。詳細は、
論理式ビルダを参照してください。チェック明細が真の場合、入力値は有効であり、トランザクションは続行されます。チェック明細が偽の場合、メッセージが表示されます。
論理式ビルダには、チェック、代入、およびルールに論理命令を入力するための使いやすいインタフェースが用意されています。追加情報については、
論理式ビルダを参照してください。ブール論理式を入力するための構文ルールの追加情報については、
ブール論理式の構文ルールを参照してください。前提条件命令とチェック明細の両方、またはいずれかに、ユーザ
Exit ( タイプ 1 または 3) を入力することもできます。ユーザ Exit の追加情報については、 チェック / 代入 / ルールのユーザ Exitを参照してください。-
メッセージタイプおよび番号番号は、先行
0 を含むすべての桁を入力する 必要があります。最大
次のメッセージには、
2 つの変数があります。原価センタ
& には、勘定 & を使用することはできません。最初の変数
(&) では、テーブル GLU1 と次元 " 原価センタ " (RCNTR) が参照されます。したがって、最初の 出力項目の入力は次のようになります。出力項目
1 GLU1 RCNTR2
番目の変数 (&) では、テーブル GLU1 と次元 " 勘定 " (RACCT) が参照されます。したがって、 2 番目の 出力項目の入力は次のようになります。出力項目
2 GLU1 RACCT原価センタに入力された値が
100 、勘定に入力された値が 0000050000 、かつチェック明細が偽の場合、次のメッセージが表示されます。原価センタ
100 には、勘定 0000050000 を使用することはできません。このチェックのために使用することのできるテーブル
/ 項目の組み合わせは、前提条件命令およびチェック明細で使われた項目によって異なります。前提条件命令およびチェック明細あるいはそのいずれかで使われた項目はすべて、チェックメッセージに使用することができます。入力ヘルプを使用すると、有効テーブル / 項目の組合わせを呼出すことができます。メッセージ入力に関する追加情報については、
チェックメッセージを参照してください。前提条件命令が真でチェック明細が偽の場合、システムメッセージとともにチェックステップからワークフローが開始されるかどうかを決定するフラグ
チェックステップからワークフローを開始する場合、
SAP ビジネスワークフロー ( 開発 ) メニューで、最初にユーザ独自のワークフローとワークフローアクションを定義してください ( ツール → ビジネスワークフロー → 開発 ) 。チェックが要件と一致しない場合に開始される対象タイプ
VALIDATION とイベント Triggered は、チェックと代入ソフトウェアとともに配信されます。標準機能
MsgDisplay も、チェックと代入ソフトウェアとともに配信されます。この機能によって、チェックからワークフローが開始された後にチェックから出力されるメッセージ ( メッセージ変数用の出力項目を含む ) を表示することができます。チェックメッセージとワークフローを受信するユーザ名を指定してください。指定された受信者は、処理するアクティビティを詳細に記したワークアイテム一覧をシステム受信ボックスで受け取ります。
FI-SL
におけるワークフローに関する追加情報については、 SAP ライブラリの、 チェックからのワークフローのトリガ (FI-SL) の文書を参照してください ( ベーシスコンポーネント → ビジネスエンジニアリングワークベンチ → アプリケーションのワークフローシナリオ ) 。ビジネスワークフローについての一般情報は、
SAP ライブラリの SAP ビジネスワークフロー の文書を参照してください ( ベーシスコンポーネント → ビジネスエンジニアリングワークベンチ ) 。